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質問されることで理解度を知る

業務の中で、他部署の方から質問をいただきました。

その質問に対して、すぐに答えられない自分がいました。

 

「自分が担当している職務なのだから自分が答えなければならない。」と、

「~ねばならない」思考が働いたのでしょう。

 

必死に自分の中から答えをみつけようとするも、

正直、質問の意図や意味が自分の解釈であっているのか?もわからないし、

何をどう答えればいいのかもわからない(^_^;)

 

「こういう質問をもらっていますがどう対応したらいいですか?」と

同僚や上司に質問したのでは、

単に頂いた質問を丸投げしているだけなので、

自分の中で、理解できていることといないことを整理してみました。

理解できていると想っていたことも、

整理してみると意外に理解していないことが多いことに気が付くことができました。

周囲の方への質問も丸投げ質問ではなく、

自分はこう考えますがどうですか?

というような質問ができたので、

それは一つの成果だったと想います。

(右も左もわからない新入りの時はできないことでもあったので・・・)

 

ただ、仕事の優先順位的なことを考えると、

質問者への返答は緊急なことでは無かったため、

「いつまでにお返事します」と返信しておき、

優先順位の高い業務をやってからの方が良かったのかもしれない、

という反省点はありました。

 

優先順位のことが、意識から消えてしまったのは、

わからない事への不安や焦燥感にかられてしまったからだなと、

後から振り返ってみると想うので、

その経験は、今後に活かしていきたいと想います。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

決断の方法をまとめる

人生、自分で決めなければならないことが沢山あります。

自分を大事にする!と決意し、

自分らしく自分を生きることに目覚めた現在は、

特にそれを感じています。

社会常識や、それまでの慣習などからはみ出さないように生きていた昔の私は、

ある意味それに従っていれば良かったことも多々あったな~

と想うからです。

 

決断するとき、すぐに決められるときと決められないときがあります。

すぐに決められないときは、とてもエネルギーを必要とし、

心身ともにへとへとになることもあるくらいです。

それも経験と言えば経験なのですが、

タイパもコスパも生産性もよくないので、

経験を学びに変えるためにも、

どうしたら決められるか?や

決断するときの留意点は何か?を、

自分の経験を踏まえ、

これまで知識として得た情報も加味し、自分なりにまとめてみました。

 

決断の方法

  • 自分の価値観に従っているか?自問する

➡そのためには、自分の価値観を認知しておく必要がある

  • 感情的になっていないか?客観視してみる。

➡ポジティブ、ネガティブに関わらず感情だけの決断は避ける。

  • エゴや利己的な考え損得勘定は入っていないか?自問する

➡損得勘定が入った決断をしてはいけないということでは無いが、

 そういう決断をしたという自覚は必要と考える。

  • 本心なのか?欲求を満たすためなのか?自問して判別する。

➡どちらが良い悪いではないが、それにより目的もやり方や行動も変わってくるので、

 これもまた自覚が必要と考える。

  • 決断を先送りすることも視野に入れる

➡今決断できないときは、決断できないことを素直に認める。

 焦って決めると大抵いい結果にはつながらない。

 

留意点

□心身の状態が良い時に決める

 ➡小さいことから大きいことまで、日常生活には決めることが沢山ある。

従って、常日頃から心身の状態をよくしておくことが必要だと考える。

□自分の中から答えを見つける。他責にしない。

 ➡決める理由を環境や、周囲の人や、状況のせいにしない。

  周囲からのアドバイスを受けたとしても自分で決めたという意識を持つ

□選ばなかった方のことは潔く諦める

 ➡であるならば、コインの裏表で決めるのが効率的かもしれません(笑)

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

海外の方との交流

私が現在お世話になっている名古屋の企業様は、

新しい試みとして、

海外から来られた社員を対象とした研修をスタートさせました。

今日がその初日です。

 

就業時間中に行う研修もありますが、

本日はプライベートの時間を使っての研修です。

任意参加、且つ19時過ぎからのスタートにも関わらず、

8割の出席率。

それだけで、意欲の高さを感じます。

 

日本人社員の参加も自由ということで、

今回参加させていただくこととなりました。

 

参加の目的は大きく3つです。

  • 視野視点を増やしたい
  • 日本人として何かお役に立てることをしたい
  • 純粋に楽しみたい

です。

 

初回の今日は、オリエンテーションとして、

「今後どのようなことを研修でやりたいか」

をテーマにディスカッションしました。

プライベート時間を利用した研修であることもあり、

レクリエーションも含めたディスカッションです。

 

私の感想としては、皆さん勉強にも楽しむことにもどちらにも前向きで、

エネルギーが高いなと想いました。

 

特に、日本語を学びたいという気持ちが、

参加者多くの方から伝わってきたようにも感じました。

例えば、社内資料にルビを振った方が良いか?という質問に対して、

「資料が多いものに関しては欲しいが、

社内のお知らせなど、それほど文字も多くないものなら、

漢字を覚える勉強になるから、ルビはふらないでほしい。」

と言われる方がいらっしゃったり。

「申し送りの文章を書いているが、

日本のスタッフからは伝わるからそれでよいと言ってもらってありがたいが、

もっとうまく相手に伝わるように日本語を勉強したい」など、

読めればいいや~、伝わればいいや~、にとどまっていない所に、

成長意欲や、相手への配慮を感じたのでありました。

 

こんなあり方の高い方々とこれからご一緒できるなんて、

とっても楽しみで仕方ありません。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

感情の乱れに効く一番の薬は?

9月最終日ということで、1か月を振り返りを行いました。

これは、私の特性なのだと想いますが、

振り返る時、どうしてもできなかったことに視点が行く傾向があるため、

気分が下がってしまいます。

ですのでまずは、10個以上どんな些細なことでもいいので、

できたことを挙げ、気分を上向きにしてから、

改めて、1か月のできごとや感情の振り返りをしております。

 

できごととして、一番印象に残っているのは、

7月下旬からお世話になっている企業様で、

社内研修講師にチャレンジさせていただいたことです。

そもそも、このような環境があることすら幸せなことなのに、

更に自分自身が講師をさせていただけるとは、

幸運なことであり、ありがたいことでもあります。

 

感情としては、9月上旬はとにかく苦しかったです。

自分が今、卑屈になっているなとわかっていても、

その状態からなかなか抜け出せなかったからです。

ジャーナリングをして自己認知したり、

特に自己受容を意識して過ごしてみたり、

考えすぎの対策として、リフレッシュできることを沢山したり・・・。

もちろん、これらにも効果はありました。

これらが出来ているときは、気持ちも上向きですし、

感情もポジティブです。

しかし、ふとした瞬間にまだ浄化されていない負の感情が沸き上がってきたりして、

その感情の起伏が大きい状態にも、正直疲れておりました。

 

しかし、やっとそこから抜けることができました。

きっかけは、社内研修講師です。

気がつけば、仕事の時以外、朝から晩まで研修の内容や構成を考えていて、

ネガティブな感情を味わったり、考えたりする暇がありませんでしたし、

何より研修のことを考えていることに夢中になることが楽しかったです。

そして、完全に吹っ切れた!と想う瞬間がありました。

 

それは、感謝です。

研修をやり遂げることができた達成感と同時に、

この充実した気持ちを味わえるのは、

機会を下さった方、研修に参加してくださった方々、

何より、研修講師ができるようにまで育ててくださったメンターのおかげだな、

と想った瞬間、感謝の気持ちが湧きあがってきたのです。

 

今まで、卑屈になっていた自分は何だったんだろう(笑)

と、自分の不甲斐なさが滑稽に想えるようになった1か月でありました。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

  • Category:感情
  • Author:mind-labo

傲慢と善良

先日、藤ヶ谷太輔さん、奈緒さん主演の映画、

「傲慢と善良」を鑑賞してまいりました。

 

お二人の演技、ストーリーに惹きつけられ、

2時間、あっという間に過ぎて行きました。

 

ラブストーリーとミステリーが織り交ぜられた映画でしたが、

本来の自分としての生き方や、人間の本質について、

考えさせられる映画でもありました。

 

映画を拝見し、少し時間が経った今、

自分なりの考えがまとまってきました。

 

これはあくまでも私の主観ですが、

傲慢も善良も、人は誰しも持っていて、

単にそれが、表出するか?しないか?というシンプルなことで、

重要なのは、それがなぜ表出するのか?というところではないか?

と私は想いました。

 

無理に善良を演じれば、どこかで傲慢さが生まれてくる要因になる。

要するに、

自分でない自分を演じると傲慢さが生まれる要因になりうるということです。

 

ストーリーの結末に、私は「統合」のワードが思い浮かびました。

 

良い映画だと私は感じましたので、

ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

この本を手にっ取ったことへの自信

メンターが以前薦めてくださった本を読んだことがきっかけで、

細谷功氏が書かれた本に、今ハマっております(^_^)

この方の本を読むのは3冊目となるのですが、

今日から

「メタ思考トレーニング」(発行所:株式会社PHP研究所)

を読み始めております。

 

この本の冒頭「はじめに」の部分に以下が書かれておりました。

 

『残念ながら、間違ってもこの種の人たちが本書を読むことはありません。「気付かない」ことが最大の問題である以上、その手の気付いていない人たちは、自分の視野の狭さに気付くことはないのです。

逆に言えば、本書を手に取っている時点で、読者の皆さんは気付いた人たち、あるいは自分が「気付いてないことに気付いた」人だということになります。一度その構図に気付いてしまえば、あとは「どうやってやるか」の問題です。

本書は、そういうニーズに応えようとするものです。思い込みや視野の狭さから脱して、意味のない常識や慣習、前例にとらわれることなく、自由に、あるべき姿や理想の社会を実現するための方策を考えたい人に本書をおくります。』

『』内、細谷功著「メタ思考トレーニング」(発行所:株式会社PHP研究所)より

 

「この種の人」というのは、

簡単に言うとメタ思考できていない人のことを指します。

 

メンターに出会う前の私は、まさに「この種の人」に当たり、

この本には出合わないであろうタイプの人間でした。

思い込みが激しく、感情に流されて行動し、自分の視野の狭さ、視点の低さにも、

気付いていませんでした。

 

でも今は違います。

メタ思考の重要性に気づき、思い込みや視野の狭さから脱して、
自由に、あるべき姿や理想の社会を実現するための方策を考えたい人に当たるのです。

 

メタ思考できているかと言ったらできていないこともまだまだ多いかもしれません。

でも、まずは気付くことが重要だということ、

気付いていなければこの本には出合えないという事実がわかっただけでも、

自信につながりましたし、

読み進め、演習を重ねていくことにも、

楽しみや意欲が湧いてきます。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

追記、

こちらの本に出合えたことからも、「誰に紹介してもらうかが大事」というワードが、想い出されます。

強みを見つけるという強み

その人の強みというのは、

その人がごく自然に当たり前にやっていることだから、

ご本人が気づいていないことも多いです。

 

私は、その人が気付いていない強みを、

その人自身が気付くことによって、

自己肯定感が整うことを、恐らく、

常に心のどこかで望んでいるのかもしれません。

といいいますか、臨んでいます。

 

なぜなら、その人の強みを、

ごく自然に当たり前に探すことを、

日常やっているからです。

伝えることもしています。

 

それが、山本さんの強みじゃない?

と伝えて下さった方がおりました。

 

他者から承認されると、

やはりとても自信につながりますし、

伝えてくれた相手が、

信頼できる相手であればなおさらです。

 

自分自身の強みをもっと活かすためにも、

自分にも、他者にも、信頼される、

誠実な在り方が重要であることに改めて気付きます。

 

無意識領域で、不誠実なところがあった自分に気が付き、

それが顕在化されたことで、

これまでメンターからずっとご指摘いただいていた、

自身の課題をクリアすることの重要性もひしひしと感じるのでございます。

 

メンターの、課題を見極める能力の高さを改めて実感いたしましたし、

それを根気強く、伝え続けてくださったことへの感謝の気持ちを体現するためにも、

正直に生きなければなりません。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

1分足らずの雑談から知れる人柄

ありがたいことに、
今、お世話になっている職場は、

皆さんWelcomeな感じで迎え入れてくださって、

他愛もないことも話せる関係になってきました。

日々、楽しくお仕事をさせていただいております。

 

そんな中、たった、数十秒の会話の中から、

その方の、人柄や、考え方、どこに視点を置いているのか?

などがわかり、日々勉強にさせていただいております。

 

今日、とても印象的だったのが、Aさんのある一言です。

「サイズを間違えて買ってしまったものがあり、

使わずにしまってある。

きっと使われたいと彼(←その物のことを指す)も、

想っているだろうから、

どこかで使えないか、考えている。」と・・・。

私はそれに対し、

「そうですよね。物にも気持ちってありますよね。

使われたいって想ってますよね。」

と伝えたら、

「そうですよね。本当にそう想います。」

と同感してくださいました。

 

会話の相手の方は、

いつも周囲のためになることにアンテナを張って、

ヒーローのように助けに来てくださることもあります。

相手を想う気持ちは、人だけではなく、

物にまでされていることに感銘を受けました。

 

物への思いやりは、人がいなくても、いつでもどんな時でもできます。

誰かの役に立ちたい!と想うなら、

まずは、Aさんのような心持ちで、

日常を過ごしたいと想いました。

それだけで、観える世界もより心穏やかになる感じがいたします。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

一貫性があるか?ないか?

8月下旬に自分が起こしてしまった失敗で、

自分は誠実でない所があることに気が付きました。

それがとてもショックで、

しばらくその事実を受け入れられなかったですし、

自己不信にも陥っていたなと、

今、ここ最近の1か月を振り返ってみて想います。

 

なぜ、自分に不誠実な所があることが、

ものすごくショックだったのか?

理由は大きく2つあります。

 

1つ目は、

自分は誠実な人だと想っていた、

少なくともこれまでの人生、

誠実であるように努めてきたと思い込んでいたからです。

 

2つ目は、

自分の不誠実さを隠すために、

自分がとった言動の原因を、他責にして言い訳していたからです。

それが無自覚だったことに対するショックもあります。

 

今、冷静になって考えれば、

自分が自分に嘘をつき、

その不誠実さをごまかすために、

周囲に対しても不誠実であったわけですから、

自己不信に陥るのは当然だということはわかります。

でも、その時には気がつけなかった・・・

 

なぜ気付けなかったか?を考えるよりも、

そもそもこのような失敗を起こさなければいいわけです。

自分にも、周囲にも不誠実になってしまった原因は、

ずばり、あっちにもこっちにも良い顔をしたいから・・・。

いわゆる八方美人です。

おそらくこれは、長年しみついてきた慣習でもあると思うので、

無自覚にやっていることも多いのだと想います。

 

今、自分が八方美人か?どうか?

そのバロメーターの一つが見つかりました。

それが、今日のタイトル、

一貫性があるか?ないか?

です。

 

これは、言葉や行動という目に見える部分でわかりやすいので、

自分でも気が付きやすいです。

 

しばらくこの問いを持って、自分をモニタリングしてみようと想います。

 

 

今日も、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

自己の発見、他者の発見、人間の発見

本日のブログのタイトルは、

先日読んだ、

若松英輔著「はじめての利他学」(NHK出版発行)

に、書かれていた言葉を、

引用させていただきました。

 

思春期から約30年、自分を知るどころか、

自分では無い自分になろうとし、

どんどん自分が自分で無くなり、

次第に自分が何者かもわからなくなり、

自分の存在をなかったことにしたいとまで想うようになっていた、

過去の私に伝えたい、

ごくシンプルなスリーステップだなと感じたのが、

今日のタイトルとさせていただいた理由です。

 

要するに人生こういうことなのだ、

ということが、メンターに出会い約9年で、

自分らしさを取り戻せたからこそ、

実感としてわかることでもあります。

 

これからも、まだまだ、

自分を知り、他人を知り、人間を知り、

利他の空間を広げていかれたら、

幸せだなと想います。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子