想い出してもらえるだけで
自己肯定感が低く、
自分の存在そのものを否定していた頃の私は、
自分がこの世に生きていることにさえ自信がなく、
自分の存在を消したいと想っていました。
(うつが酷い時には、私なんかがこの世に存在していていいのか?という自問を繰り返す毎日。)
「想いは現実と相似する。」
その原理原則の通り、
自分の存在を消したい!という想いが現実となり、
集団の中では、目立たない存在、
忘れられがちな存在であったと想います。
少なくとも、誰かに想い出してもらえるような、
存在感のあるタイプ(個性が強いタイプ)ではなかったです。
そんな8年前の私でしたが、メンターをつけ、
マインドセットコーチングを学び実践している現在、
変わったな~と最近になって気付いたことがあります。
それは、他人の記憶に残る存在、想い出してもらえる存在になったということです。
東京に出てきて3カ月。
それを知っている友人、SNSなどで知った友人が、
東京に行く機会があるから「会えないか?」と誘ってくださるのです。
東京 ➡ ちかりん(←私のこと)
と想い出してくださるだけでもありがたいのに、
短時間の東京滞在であるにも関わらず、
その貴重な時間を私と会うことに充てようと考えてくださるなんて、
なんとありがたいことでしょうか。
忘れられがちな存在であったからこそ、
より感謝気持ちが強いのかもしれません。
今振り返ると、
自分への自信が増せば増すほど、
本当の自分が出せるようになり、
それに比例して、存在感も増していったように想います。
それは、
旅行に行ったからとお土産をいただいたり、
おすそ分けだからと野菜や果物をいただいたり、
誕生日などのお祝いメッセージをいただいたり・・・
こういったことが増えたことから言えると考えます。
なぜなら、
まずは相手が私のことを想い出してくれなければ、
上記のような行為は生まれないからです。
相手から想い出してもらえるだけでもありがたいのに、
さらに、言葉や、時間や、物のプレゼントもあるなんて、
私は本当に幸せ者です。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子