私が今、お仕事させていただいている企業では、
定例の連絡会で、社員さんが情報発信する時間が設けられています。
テーマは自由で、発表者が個々に決められているようです。
様々な情報、様々な考え方に触れることで、
視野が広がり、視点も増えるので、
毎回、楽しみにしている時間でもあります。
何より、発表者の方が楽しそうに話されているのが快いです。
今日、発表してくださった方のお話がとても印象に残ったので、
シェアさせていただきます。
発表者は、私(51歳)と年の近い男性です。
その方は、
最近新しいことを始めていないな~と想い、
何か始めようと考え、ウォーキングを始めたのだそうです。
ウォーキングを始め、だんだんと軽くなってきたら、
若いころやってみたいと想っていた夢を思い出したのだそうです。
2~3年のうちにはその夢に挑戦したいとおっしゃっていました。
ウォーキングというささやかなことから、
自分がやりたかったことを思い出すこともある、
本当に自分がやりたいことに気付くこともある、
ということを、
身近な事柄且つ、ご自分の実体験をもとに話されていたので、
とっても心に刺さりました。
この発表者の方にリスペクトすることは大きく3つあります。
1つ目は、できることから始めているということ。
新しいことを始めていないな~。始めたいな~。
と想ったとき、何か特別なこと、大きなことをしようと想うから、
何をしたらいいかわからず、考えているだけで、
結局何もスタートせずに終わるということありませんか?
私は、過去何度も経験しております。(笑)
とにかく、外に出る。できることからやってみる。
その大切さを体現されている所がリスペクトの1つ目です。
心理学者の加藤諦三先生も、
『できることから始めてみる。
例えば、一日3回、空を見上げることから始めてもいい。
そういうことを積み重ねていくうちに、自分が何をしたいかがわかってくる。』
とおっしゃっていました。
まさに、この通りのことをされていらっしゃる方だなと想いました。
(『』内、私の言葉です。加藤先生の本か動画で得たことを私の言葉で記載しております。)
2つ目は、夢を実現すると公表していること、かつ、時期もうたっていること。
実現したいことがあれば、公表するのが実現しやすい。
ということは、ご存じの方も多いかと想います。
しかし、そこにはポイントがあって、
いつまでにとか、何年後とか、何か月後とか、
時期を入れることが重要だということです。
これは、コーチングを学んだり、様々な書籍を読む中で得た知識でもあります。
「いつか叶えたい。」だといつまでたっても実現できないことになりかねない。
そういった意味でも、この方は、近い将来この夢を実現されるのだと想います。
3つ目は、ネイティブに気付きを与えられる内容、話し方であったこと。
これは、私がオンライン講座を配信する立場として、
真似できたらうれしいと想うことです。
話題の内容が身近で自分に置き換えられやすく、
話し方もナチュラルで、
(私のように相手に気付いてもらいたい!と肩に力が入っていない)
ネイティブに”外歩いてみるの良いかな~”ってに想えるところが、
素晴らしいと感じました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子