製作者の方々への気持ち
窓を開けたまま寝てしまったら、
寒くて目が覚めた安曇野市での朝でした。
今日は、ずーっと前から両親と約束していた、
9月1日公開の映画、
山田洋二監督の「こんにちは、母さん」
を観に行く日。
吉永小百合さんと大泉洋さんが親子という設定だということぐらいしか、
予備知識がなかったのですが、
監督、出演者を見ただけで、期待度が高くて胸がわくわく。
それを両親と一緒に見に行かれるということで、
さらに、楽しみが増し、この日が来ることを待ち望んでおりました。
映画は期待通り、見ごたえのある映画で、
2時間あっという間に過ぎてしまいました。
吉永さん演じる、「お母さん」の、恋愛ストーリーと並行して、
現代日本が抱える、課題、問題を、
サラリーマン家庭に起こりがちな出来事で表現されていたので、
とても身近に感じられ、身につまされる想いがする場面が、
いくつもありました。
映画を鑑賞し終わったら、ちょうどお昼の時間でしたので、
同じ商業施設内にある飲食店で昼食をとりながら、
映画の感想などを両親と話し合いました。
印象に残った場面はそれぞれで、
たとえ同じ場面が印象に残ったとしても、
その感想もまちまち。
中には、母親は「かわいそう」という感想の場面を、
私は、逆に「表面的には確かに不運な出来事かもしれないけど、
本人にとっては良かったんじゃない?」という感想であったりして、
考え方の違い、価値観の違いがたとえ親子であっても、
あるのだな~と感じました。
そういえば、映画の中の親子にもそういうことがあったように想います。
ただ一つ、両親と私で共通な感想がありました。
それは、吉永小百合さんは「おきれいでお若い」ということ。
演技やメイクで「おばあちゃん」を上手に演出していらっしゃるのですが、
それでもやはりお若くておきれいという感想は変わらないです。
憧れの女優さんです。
最後に母親がこんなことを言っていました。
「一番最後に、映画製作にかかわった人の、名前や会社などが表示されるけど、
本当にたくさんの人たちの名前が載ってたね~。あれだけの人たちで作っているんだね~。
すごいね~。」と・・・。
確かに、1つの映画を作るのは並大抵のことではなく、
それだけたくさんの方の力があってからこそなんだな~と思うと、
こんなに心に響く映画を作ってくださった方々全員に感謝の気持ちが湧いてくるのでした。
親子で楽しませていただいた映画製作者の方々、本当にありがとうございました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子