実はずいぶん前から、皮膚疾患(湿疹)が気になっていたのですが、
これまでも、自然治癒することが多かったため、
しばらく様子をみようと想っていた矢先、
父の急逝、それに伴う手続きや法事、
家族の引っ越し、足の骨折と、様々な出来事があり、
症状が悪化しているにも関わらず、受診を先延ばしにしておりました。
私の中で、「皮膚科は混む」という、
勝手なマイナスイメージがあったこともあり、
足の骨折がほぼ治ってきた現在でも、
何かしら理由をつけては、受診を先延ばし先延ばししておりました。
しかし、症状が悪化してきてしまい、いよいよ、受診することを決意。
どこの皮膚科を受診しようか?ネット検索したら、
たまたま「オンライン受診」の文字が目に入り、
「あっ!この手があったか!」ということに気が付き、
ちょっと勇気が必要でしたが、口コミを見たりして、
東京にあるクリニックの、オンライン診察を受診してみることにしました。
私が、うだうだと先延ばしにしていた約半年は何だったのだろう(;^_^A
この方法に早く気付いていたらよかったのに!
と想ったのが受診を終えてみての感想です。
病気の種類や症状、医師に何を要望するかによって異なるとは想うのですが、
今回の受診で、たくさんのメリットを感じました。
メリット① 移動にかかる時間と労力の削減
私の中ではやはりこれが一番大きいです。
足が不自由だった時は、移動にかかる時間やそれに使う労力を考えて、
皮膚科の受診は足が治ってからでいいや~とめんどくさい気持ちの方が
勝ってしまいました。
以前、風邪をひいた時、具合が悪すぎて病院に行かれなかったこともあったので、
今度そういう時は、内科もオンラインで受診してみようと想いました。
後、今日は雨ふりだったのですが、天候の心配がないのもメリットだと想います。
メリット② 予約から薬の受け取りまでの時間が格段に短縮できる
受診を思い立って数時間後には、予約、診察、支払いが済んでいました。
処方箋を近所の薬局にFAXしてくださったので、
その薬局さんの営業時間内、且つ、処方された薬の在庫があれば、
予約から薬受け取りまでの過程を数時間内に終了が可能です。
(今回はその薬局に処方された薬が無かったので、翌日受け取りになりましたが・・・)
予約枠が沢山空いていたので、その日のうちに受診してもらえたのも良かったです。
私が受診したクリニックは、別途送料はかかるようですが、
自宅への郵送も選べるようになっていました。
メリット③ 診察がスムーズ
ほぼ予約時間通りに、医師からビデオ電話がかかってきました。
問診票や、患部の画像を事前に送信する仕組みになっているため、
診察もスムーズに進み、短時間で済みました。
メリット④ 感染の心配がない
以前、伺ったことのある皮膚科医院で、スリッパに履き替えるところがありました。
抗菌処理はしていたものの、皮膚科だけに、
他の患者さんとスリッパを共有することに抵抗があったことを覚えています。
例えば、インフルエンザなどが流行っている時も、
ちょっとしたことで内科を受診することに抵抗がありますが、
そんな時、自宅診療は助かるなと想いました。
以上が私が感じたメリットです。
ものごとには、デメリットもあるので、それも考えてみました。
デメリット① スマホ操作が多い
まずはアプリをインストールして、基本情報を入力したり、
保険証や、支払いに使うクレジットカードを登録するなど作業が必要です。
デメリット② 検査や処置が受けられない
今回、私の場合は、とにかく、症状に効くお薬が欲しいことが、
最優先だったので、(市販の薬では治らなかったので)、
受診して、すぐに処方箋を頂けた事は良かったです。
しかし、発症した原因を追究したいとか、
例えば、点滴してもらいたいだとか、
そういう要望があるのなら、対面で診察を受ける必要性を感じました。
デメリット③ オンラインが上手くつながらないこともある
今回、最初にかかってきた電話が上手くつながりませんでした。
電波の調子なのか?私が不慣れで操作方法を間違えたのか?
原因は分かりませんが・・・。いずれにしても対面診察には無いことです。
デメリット④ 対面よりコミュニケーションは取りづらい
やはり、実際に会うのと比べると、画面を通す分、
表情や、雰囲気のようなものは伝わりにくいと感じました。
メリット、デメリット、何に重きを置くか?などを踏まえて、今後も、
オンライン診察も選択肢に入れていくことをしていきたいと想います。
皆様のご参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子