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自己認知

前だけを見てきた

メンターとの会話から気が付いたことがあります。

ある出来事がきっかけで、

数年前のことを想い出す機会があり、

「そんなこともあったね~」と過去を振り返っておりました。

「そう言えば、私たち前しか見てこなかったよね~(笑)」と・・・

確かに!と想いました。

特に、コロナが流行り始めてからは、

そうだったように思います。

少し後ろを向いている間に、

どんどん時代(?)が先に進んでいくような感覚を

潜在的に感じていたのかもしれません。

現実的に、コロナが流行り始めた直後はステイホームとなり、

MindLabo(旧日本セルフマネジメント開発協会)の

対面での講座ができなくなりました。

そこで、インストラクターを辞めるという選択肢もあったのですが、

メンターがオンラインで講座が開けるように準備をするとおっしゃったので、

それについていきました。

1年間、オンライン(ZOOM)で講座が開けるようなトレーニングを受け、

オンライン講座に登壇することができました。

MindLaboは解散するも、その屋号を引き継ぎ、

その事業を確立させる準備を今少しづつですがしております。

 

無意識に前だけを見て歩いてこられたのは、

どうしてだろう?

その要因を考えてみました。

大きく2つです。

1つ目は、

メンターの存在です。

私は、8年前メンターと出会ってから、

「この人信じれる」

と想った自分の直感を信じると決めて生きてきました。

メンターは、逆境下であっても、いつも前を向いています。

その背中を追っていたら、

自然と自分も前を向いて歩いていた。

ただそんな感じです。

 

2つ目は、

40代前半まで、自分のことをぞんざいに扱って生きてきた分、

これからは自分にできるだけ自分にやりたいことをやらせてあげたい、

そんな想いがあるからだと想います。

自分にやりたいことをより多くやらせてあげるためには、

後ろを振り向いている時間がなかったのだと想います。

 

前向きになりたくてもなれなくて苦しかった過去の自分に伝えたい。

まずは、休養して、エネルギーを蓄えよう!

うつが良くなってきたら焦らなくていいから、

自分のやりたいと想うこと、どんな些細なことでもいいから、

自分にやらせてあげて!

誰と一緒に居るか?も重要だよ。

足を引っ張る人、行動を鈍らせる人は周りにいないかな?

その人と関わり合っていないかな?

反対に、

自分のことを応援してくれる人を大事にしているかな?

モデルとなるような生き方をしている人はいないかな?

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

現状把握の重要性

櫻井茂男著

「完璧を求める心理」自分や相手がラクになる対処法(金子書房)

を読み進め、いよいよ終盤に差し掛かってまいりました。

こちらの本は、心理学者の櫻井茂男氏が、

完璧主義に関する学術研究をベースに書かれた本で、

かなり専門的ですが、

一般の人も読めるように、

とても分かりやすく解説されていて、

私の場合は、

この本の内容に非常に興味があったので、

本を読むことが楽しくて楽しくて、

気が付いたらもう終わりに近づいてびっくりしてしまいました。

 

この本をスムーズに読み進められたのには、

理由があると考えます。

それは、体系的にまとめられているからです。

この本で作者が一番伝えたいことは、

完璧主義(過度に完璧を求めるパーソナリティーあるいは認知傾向)から

完璧志向(適度に完璧を求めるパーソナリティーあるいは認知傾向)へ

シフトすることが大切だということだと、私自身は捉えました。

実際に、この言葉が繰り返し本の中にも出てきます。

そして順序だてて、

なぜ完璧主義から完璧志向へのシフトが大切なのか?

どのような在り方が完璧主義なのか?またはそうでないのか?

どうしたら完璧志向へシフトできるのか?

が説明されています。

 

そして今、どうしたら完璧志向へシフトできるのか?

という方法についての章を読んでいます。

ここでまず重要となってくるのは、現状を知ることです。

著者は本書でその理由をこう記載しています。

「しっかりした自己評価をすることも私としては重要な要素であると考えています。

なぜならば、これがなくては理にかなった高い目標の設定はできないからです。」

完璧主義の人が、苦しむ要素の1つに、

高すぎる目標設定(理にかなっていない目標設定)があると指摘しています。

過去の自分がそうでした。

しかし私は、コーチングを学んだり、メンターからフィードバックをしてもらうことで、

現状把握をする機会が以前よりも増えました。

私の完璧主義が完璧志向へシフトしつつある要因でもあったのかもしれないと、

この本を読んだことで気付くことができました。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

うつだった自分に伝えてあげたい

櫻井茂男著

「完璧を求める心理」自分や相手がラクになる対処法(金子書房)

を今読み進めております。

著者は1990年ころからパーフェックショニズム(完璧主義)の

研究を続けているのだそうです。

完璧主義に関する学術研究をベースにした読み物は少ないと著者はおっしゃっていますが、

この本はまさにその数少ない本の1つだな~と、

読めば読むほど感心するのであります。

 

まだ半分ほど読み進めただけですが、

ここまで読み進めた中でうつで苦しんでいた頃の自分に、

伝えたいと思った知識がありました。

 

著者は完璧主義の定義を、

過度に完璧を求めるパーソナリティーあるいは認知傾向のこと

としています。

完璧主義には

①自己志向的完璧主義:自分に完璧を求める

②他者志向的完璧主義:他者に完璧を求める

③社会規範的完璧主義:他者から自分に完璧が求められていると認知する

の3種類あるのだそうです。

第三章では「完璧主義と心とからだの健康」と題し、

完璧主義が心身に与える影響を三種類それぞれの完璧主義について、

その特徴が研究結果をもとに書かれていました。

以下は、第三章に書かれていたことの一部です。

「社会規定的完璧主義の人には、

誠実で他者の評価を気にする神経症的なパーソナリティーの持ち主が多いため、

他者から課された課題や仕事は完璧にしなければならないと思いやすく、

【中略】

大学生を対象とした研究では、

社会規定的完璧主義の得点が高いほど抑うつ傾向も絶望感も高いことがわかりました。」

私は、①と③の傾向性が強かった(強い時もいまだある)と自己分析するのですが、

本当にこれは過去の私そのもだ!!と想いました。

当時の自分に伝えてあげたい知識です。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

タイパとコスパ

職場が変わってから1週間が過ぎ、

職場近くにある、某有名ファストフード店で、

朝活(内省したり、読書したり、動画でお勉強したり)を

することが定着化しております。

今までも同店の他のチェーン店をいくつか利用させていただいており、

モバイルオーダーの存在は知りつつも、

仕組みもよくわからないし、

そこまでレジで待つことも無かったため、

(あっても、電子書籍を読んだりして待っていた)

利用しておりませんでした(^^;)

ITに苦手意識があったのが本音です。

 

しかし、今、朝活で利用している店舗は、

そのレジでの混み方が今まで経験したことのないくらいの混み方で、

且つ、私のようにレジで注文している人が少ないのです。

「これは、いよいよ、モバイルオーダーデビューということだな!」

と想いトライ!案外簡単でした(笑)

最近は慣れてきて、

注文を入れるとちょうどいい時間も掴め、

店舗について、席をとって、受け取りに行くとちょうど出来上がっている感じです(^-^)

こちらのお店の朝メニューは良心的な価格でもあり、

タイパもコスパも満足しております。

 

昨日の投稿で、

日曜日の東京を散策したことをお伝えしましたが、

平日のそれとは対照的に、

タイパもコスパも意識しないのんびりした時間でした。

そして迎えた月曜日の朝、

毎朝行っている自分への問いかけ

「今どんな気持ち?」を自分へ投げかけたところ、

「なんか嫌だな~」という答えが返ってきました。

「なぜ?」と問いかけると、

「また、せかせかした感じの日常に戻るのが」という答えが返ってきました。

 

タイパもよく、コスパもいいととっても気分が良いのは確かです。

ただ、あまりそれに偏り過ぎると、

そうではない時間に戻りたくなったり、

そうではないことをしたくなったりするのかもしれないなと想いました。

 

何ごともバランスが大切ですね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

知識を得ることで深まる自己認知

櫻井茂男著

「完璧を求める心理」自分や相手がラクになる対処法(金子書房)

を読み進める中で、

私のビリーフ(信念・思い込み)に、

「完璧主義はダメ」というジャッジがあることに気が付きました。

 

私は、自他ともに認める完璧主義でした。(今も?(笑))

時と場合によっては、

完璧主義であることのメリットもあったのですが、

完璧主義であるがゆえに、

よく周囲からご指摘を受けたりしていたこともありました。

「細かい事、気にし過ぎ・・・」

「ある程度でいいから急いでやって!」

など・・・。

「完璧主義だよね」と言われると、

傷ついたりもして、

(それはそうですよね。

相手は私のことを傷つけるつもりで言っていなくても、

私が完璧主義な自分をダメっと想っているのですから・・・)

自己肯定感を下げる要因にもなっていたんだな~と、

今振り返ると想います。

 

この本では、

新たな視点をいただきました。

著者は、

自分に完璧を求めるタイプを

完璧主義:過度な完璧主義

完璧志向:適応的完璧主義(健康的完璧主義などと類似)

に分けています。

完璧主義は、

一時的には高いパフォーマンスや達成感が得られるというメリットがありますが、

長い目でみると心身に不調をきたすリスクが高いのだそうです。

過去の私(リケジョだったころ・完璧な母を目指していた頃)は

まさに過度な完璧主義だったんだな~と、

理論的・体系的にまとめられたこの本から、ひしひしと感じるのであります。

 

この本の好きな点は、著者は完璧主義がダメとは言っていないことです。

完璧主義を完璧志向へ移行することが重要だとおっしゃっていると、

私は捉えました。

まだ、第1章を読み終わったところですが、

これから読み進めるのが楽しみです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

完璧を求める心理

今、櫻井茂男著

「完璧を求める心理」自分や相手がラクになる対処法(金子書房)

という本を読んでいます。

この本を読もうと想ったきっかけは、

完璧を求めることが、

自己受容の阻害要因、自己否定の原因になるのではないか?

と考えたからです。

 

なぜ、そう考えたか?

それは、自らの経験です。

これまでの人生で、2度うつ病になるという、

苦い経験をした私ですが、

その原因の大きな一つは

自己否定だった

ということは実感しております。

では、その自己否定の原因は何だったのか?

と考えた時に、

「完璧主義」もかなり影響していたな~

と今振り返ると思うからです。

健康を取り戻し、健全な心身の状態である現在でも、

完璧主義が行き過ぎると、

できない自分を責めたりして、

自己肯定感を下げていると感じる時もあります。

 

著者の桜井茂雄さんは

発達心理学者で筑波大学の教授をされているのだそうです。

偶然にも私が人生の大半を過ごした、長野県出身の方でした。

専門家が書かれた本ということもあって、

内容が濃く、非常に読み応えのある本です。

20ページほど読んだだけなのに、

大切だなと思う所に貼った付箋が沢山です。

 

やはり、私の経験から得た考察はなから間違ってはいないようで、

では、なぜ、完璧を求めすぎることが、

自己否定の原因になるのか?ということが、

(著者は自己批判という言葉を使っておられます)

理論的かつ体系的にまとめられているので、

非常に勉強になる本です。

 

例えば、こんなことが書かれていました。

「達成欲求」の領域での研究では努力すれば実現できる程度の高い目標とは、

六割から七割程度の確率で達成できると予想される目標のことであり、

こうした目標をもって学習や仕事に従事することによって、

最も高い生産性が期待できるとされている。

のだそうです。

これまで、ずーっとメンターからアドバイス頂いていたことでもあります。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

 

 

 

怒りの使い方

「怒りは二次感情」ということを学んでから、

怒りを感じた時、「一次感情は何かな?」という問いを、

自分の中に立てる癖がついてきていることに、

最近気付いた私がいます。

これが習慣化されることのメリットとしては、

自分がどんな時に怒りを感じるのか?傾向性がわかるのと、

怒りの中に隠された一次感情は何かと言うことがわかることにより、

相手に向けられていた意識を、自分に向けることができます。

自分に意識を向けることで、自分への対処法が見つけられます。

例えば、一次感情が「さみしい」であったら、

「寂しい気持ちを感じたくなかったんだね~。

怒ることで隠したかったんだね~」とまずはその気持ちを受け止め、

受容する。

次に、その寂しさを軽減する対処法を考え実行する。

例えば、一次感情が「恥ずかしい」であったら、

「恥ずかしさを感じたくなかったんだね~。

怒ることで隠したかったんだね~」とまずはその気持ちを受け止め、

受容する。

次に、その恥ずかしさを軽減する対処法を考え実行する。

という具合です。

 

最初のうちは、

頭では解っていても、感情に飲み込まれてしまって、

なかなかうまくこの問いを立てられませんでした。

でも、地道に繰り返しているうちに、

気が付いたら、冷静に感情を観ている自分の存在が居ることに気が付きました。

そんな自分の存在を感じられると、なぜか心地良さを感じます。

 

もちろん、今でも、怒りの感情が強い場合など、

この問いを瞬時に立てられないこともありますが、

後からでも、

落ち着いた時にできるだけ考えるようにしています。

 

この方法、過去に戻って自分に伝えてあげたいです。

怒ってばかりいた私に・・・。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

父親を好きになった要因②

20代前半、父親のことが超絶嫌いだった私。

その理由は、母親に対する男尊女卑的な態度からくるものでした。

父親は現在も、家事のほとんどを母に任せ、

上げ膳据え膳、毎日洗濯された衣類や寝具が用意され、

定刻に食事が出てきて、何と幸せな生活をしているのだろうと、

はたから見て想うのですが、

今はそういった光景を観てもイライラするどころか、

微笑ましいとすら思えるのであります。

こういったことからもわかるように、

父親は今も昔もあまり変わっていません。

では、なぜ大嫌いな父親のことが好きになったのでしょうか?

私が変わったからです。

昨日の投稿にも記載しましたが、

私の父親や男性への見方、考え方が変わったのです。

今日は3つあるその要因の、2番目について記載したいと想います。

 

②ライフイベント(結婚・出産・家を建てる・離婚)

・結婚式の時、生まれて初めて父親が泣く姿を観たのは大きかったです。

 しかも、号泣でした。

 私は、ここまで愛されていたのかということを、実感した瞬間でもありました。

・妊娠、出産を経験したことも大きかったです。

 妊娠8か月を過ぎたころから、お腹の赤ちゃんの動きが激しくなり、

 赤ちゃんと一心同体というか、繋がっているというか、

 いつも一緒にいられるなんとも言えない、幸福感を味わうことができました。

 あと、おっぱいをあげているときの幸福感。

 これも何とも言いようがないくらい幸せでした。

 これは、女性だけに与えられた特権で、男性はこの幸福感を経験することはできません。

 この時でした、男性、女性、勝ち負けという次元じゃないなと想ったのは。

 女性はそもそもこんなに素晴らしい特権を与えられてるわけだし、

 男性も男性で女性にはない特性というものを持っていて、それに優劣も勝ち負けもないな~と。

 今まで男性に対して、張り合ったり、負けん気が強かった自分の言動が、ばっかみたい(笑)と笑えるようになりました。

・マイホームを建てるとき、父はとても労力を使ってくれました。というのも父は大工で、

 父が勤める工務店に建設をお願いしたのですが。父は、クビになってしまうのではないかと想うくらい、

 社長さんに値段交渉してくれ、とっても安く建設してもらうことができました。

 その代わり父は、休日や時間外もプライベートということで建設を進め、(要するに無料)

 人件費をかけないように配慮していました。

 娘や孫のためとはいえ、朝早くから日が暮れるまで、時には休日返上で本当によくやってくれました。

・そんなに苦労して建ててくれた家でしたが、私が離婚することになりそこを離れることとなりました。

 私は父に「あんなに一生懸命立ててくれた家、出ていくことになってごめんね」と言ったら、

 「お父さんはそんなことは全然気にしていないよ」と明るく答えてくれました。

 それどころか、私が離婚後住むための、土地や家(正確にはトレーラーハウス)のことにも、

 親身になって考えてくれ、土地の整備や、家の家具や内装を整えるのに労力も使ってくれました。

 こんなに愛情が深い父を嫌うなんてとんでもない、むしろ敬愛するようになっていったのです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

父親を好きになった要因①

私は、20代前半、猛烈に父親のことが嫌いな時期がありました。

それは、リケジョをやっていた時期と重なります。

男性社会の中で「女だってやれるんだ!」というところを見せようと、

必死に頑張っていた時期、意地になっていた時期とも言えます。

そんな時に、父の男尊女卑的な言動を観ると、イライラしてしまい、

もう本当に家に帰りたくないくらい、父のことが嫌でした。

 

そんな私は今では父のことが大好きです。

なぜ、好きになったか?

その要因をまとめてみたいと想います。

 

一番大きいのは、父や男性に対する、私の考え方・見方が変わったことです。

何故変わったか?

①父親との2人旅

②ライフイベント(結婚・出産・家を建てる・離婚)

③自己受容

その要因は大きくこの3つと考えます。

 

①父親との2人旅

これは私にとっては、荒療治でした。

リケジョを始めて2~3年ほどたった頃だったと想います。

父親嫌いがピークだった頃です。

私は、そのころ、胃の調子が悪い、眠れないとという症状が出ていました。

きっとストレスだなと自覚があったので、

会社の福利厚生を活用させてもらい、定期的にカウンセリングを受けていました。

外部のカウンセラーを会社が招いて、

就業時間内に予約制で1時間お話しを聴いてもらえるというものでした。

(本当にありがたい制度で、会社には今でも大変感謝しております。)

カウンセラーの先生に、「父親のことが嫌い過ぎて悩んでいる」と相談したところ、

父との2人旅行を勧められました。

「次回のカウンセリングの時に行って来た感想を聴かせてくださいね。」と先生。

ほぼ強制(笑)

父親に話を持ち掛けてみたところ、意外にもうれしそうな反応。

温泉に1泊旅行に行くこととなりました。

ちょっと照れ臭い気持ちもありましたが、

別に親子なので、

車の中で会話が途絶えても、

助手席で思いっきり眠ろうとも、

全く気を使うことがないですし、

普通に、美味しいお料理食べて、お酒飲んで、

ちょっとだけ観光してという感じでしたが、

案外、楽しかったのです。

 

もちろん旅行に行ったからと言って、

母親への男尊女卑的な言動が許せたわけではないですし、

イライラも相変わらずしましたが、

父親との距離が近くなったことで、

父親の好きな所にも触れることが出来、

嫌い!に大幅に偏っていた気持ちが、

好き!の方に引っ張られ、均衡が保たれたのかもしれません。

 

②ライフイベントと③自己受容については追って投稿いたします。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

 

楽観性資質を発揮

晴れて無職になりました。

2ヶ月ごとの契約更新ではあるものの、「長期」の予定で派遣されていた会社。5月で契約の延長はしないと通告を受けました。自分の名誉のために言っておきますが、契約を打ち切られたのは私だけではなく、ベテランも新入りも、正規雇用ではない人が対象です。ですので仕事が出来ないなど自分に落ち度があっての契約解除とは違い、自己肯定感が下がるということはなく、その点では気が楽です。

通告を受けてから約1ヶ月就職活動をしてみたものの上手く成立せず、晴れて無職となりました。5月31日、最後の仕事を終え、いつものように新宿まで1駅分を30分かけて歩いておりますと、なんだか急に笑いがこみあげてきて、東京に来て3ヶ月で無職という状況がおかしくておかしくて仕方がないのです。すごく不思議な感覚です。無理に笑おうとして笑ってるのではなく、ほんとうに自然に笑いが湧き上がってくるような感覚なのです。

この感覚は実はスイス一人旅の時にも味わったことがあります。

電車が何かの都合で止まり、乗客全員が電車から降ろされた時です。言葉が分からないので詳しい状況が理解できないし、一体ここはなんという駅で、次の目的地に行くには他に交通手段があるのか?など全くわからない状況で、いつもの私なら焦ってパニックになる所なのでしょうが、この時もなぜか、笑いがこみあげてきて、このどうしようもない状況がおかしくておかしくて仕方がないのです。

以前、メンターから私は「楽天的だ」とフィードバックを受けたことがあります。しかし、自身の人生を振り返ってみても、「悲観的に生きてきたことの方が圧倒的に多かったので、いまいちピンと来ない、あまりその実感がない。特に自己否定が強かった時は...」と伝えたところ、「先天的に楽天家資質を持っていたけど、それがこれまでの人生で発揮できていなかっただけだ」だとのことでした。

もしかしたら、大ピンチの時に笑いがこみあげてくるという不思議な感覚の時は、メンターが仰る先天的な楽天家の資質が表出しているときなのかもしれません。なぜならその不思議な感覚が心地いいからです。

 

いづれにしても、自己否定をしている時は楽観的になることはかなり困難です。これまでの人生大半を自己否定のおかげで、自身の特性を発揮できなくて勿体なかったなーと想います。

リスクヘッジという観点から言えば楽天的なことがデメリットになることもあるのでどちらがいい悪いではないですが、挑戦する、前進する、こういった時には楽観性も重要となってくるので、今の自身の状況は、大いに先天的な楽観性資質を発揮するチャンスと捉えております。

 

今日も最後までお読み頂いてありがとうございます。

 

MindLabo代表山本智香子