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2023年07月

大切な人だからこそ対峙させる

長男と週に1~2回程度、LINEを交わしております。

長男は今、ある岐路に立たされております。

岐路の手前には、ちょっとしたハードルもあって、

それを乗り越えられず、立ち往生している現状です。

そんな現状に対し、「不安」を吐露していたかと思えば、

ここ1~2週間は、本当に大丈夫?と想うくらい、

お気楽というか、楽観的過ぎるというか、

現状の問題とはほとんど関係の無い内容のLINEばかり送ってきます。

最初は、それに付き合っていましたが、

それでは、長男も私も、

”長男の現状の課題から逃げているだけだ”

そんな気になり、

「現実逃避?」

という質問で、一石を投じてみました。

図星?だったのか、

彼の心が穏やかでなくなったことが、

その返信の言葉で解りました。

そこから、お互いにやりとりが進み、

彼の考えや気持ちを掘り下げることができ、

今後について意見を交わすことができたのです。

 

”口うるさい母親と思われたくない”

そう言う恐れは少なからずありましたが、

やはり、ここは彼にとって踏ん張りどころの時だなと、

親として、様々な苦い経験をしてきた人生の先輩として、

想ったので、私もちょっと勇気を出してみました。

 

この行動が、彼の未来を切り開くことに役立ちますように・・・

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

自分で選んでいく時代

今、TVerで日本テレビで放送されているドラマ、

「こっち向いてよ向井くん」を観ております。

連続ドラマは自分の推し以外の人のものを観ることは、

あまり沢山は無いのですが、

たまたま職場の人に勧められて第一話を観たら、

おもしろかったので、続けて観ております。

 

ドラマの中で、主人公の妹さんが、

夫婦の在り方について疑問を抱き、

お母さんと話し合っているシーンがありました。

主人公の妹さんは新婚さんですが、

夫婦が同じ姓を名乗ることや、

婚姻関係に縛られることへの疑問、

「夫」「一家の大黒柱」という肩書によって、

その人の「らしさ」みたいなものが薄れることへの違和感、

について想う所をお母さんに打ち明けていました。

それに対してお母さんは、

「お母さんは、そういうことに疑問を抱かなかった。

お母さんの時代は、結婚する年齢が来たら、

結婚して、子供を産んで・・・

というのが当たり前だったから、疑問が湧かなかった」と。

「今の若い人は、そういうことを深く考える。

いろいろな生き方ができる時代だから、

その分考えることも多くなって大変だなと思う。」

というニュアンスのことも言っていました。

 

確かに。と想いました。

 

私たちの若い頃は、

結婚適齢期が来たら、

当たり前のように結婚して、

当たり前のように子供を産んで、

当たり前のように女が家庭を守って・・・

それに対して、例え何か違和感があったとしても、

「当たり前」という一言で、

それ以上思考を働かせることはなかったと想います。

少なくとも私はそうでした。

 

物事を選択することにはエネルギーが要りますので、

一択の人生を送ることが当たり前だった時代は

そういった意味では楽だったかもしれません。

しかし、

「当たり前」の一言で簡単に決めてきた分、

自分の気持ちと向き合ったり、

自分の特性を観るという機会も、

今の若い人に比べたら、

格段に少なかったように想います。

 

「当たり前」で生きてきた私たち世代は、

「当たり前」の一言で簡単に決められない多様化の時代。

今の若い人以上に、大変な面もあるかもしれませんね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

緩急の緩

メンターから、

緩急をつけることの大切さを教えていただいてから、

自分にとって丁度いい加減の、

緩急を模索し続けているのであります。

 

改めて緩急の言葉の意味を調べてみると、

ゆるやかなことと、急なこと。遅いことと、速いこと。ゆるいことと、厳しいこと。

と記載されていました。(引用元:goo辞書)

 

本日は、久々に長野に帰省しております。

仕事がお休みで、精神的に緩んでいるということもありますが、

やはり、特に環境面において、

長野が「緩」、東京が「急」という感覚が強いのは、

私だけではないと想います。

 

東京では、隙間時間でさえも無駄にしたくなく、

あれしなきゃこれしなきゃと、

本を読んだり、動画で勉強したり、メールやSNSをチェックしたりしております。

それはそれで、充実しているのですが、

どこかで緩めないと、息が詰まってきて、心身がしんどくなってきます。

 

せっかく長野に来たので、

この環境を大いに活用しよう!

ということで今日は緩急の「緩」を思いっきり味わうことにしました。

帰省のバスの中からそれは始まります。

思いっきり寝たり、本を読んだり、ぼーっと車窓からの景色を眺めたり。

東京では数分間隔で来る電車も、長野では20~30分間隔なので、

時間がゆっくり流れる感じを取り戻したり、楽しんだり。

実家に行き、両親と昔話をしたり、

一緒にTVを観て感想を言い合ったり、

ゆっくり食事をしたり。

ゆっくり、まったり、のんびり、

思いっきり「緩」を味わうことができました。

 

長野という環境と、

元気でいつも優しく迎え入れてくれる両親に感謝です。

 

そして、何より緩急の大切さを教えてくださったメンターと、

緩むことを許せるようになった自分にも感謝です。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

  • Category:
  • Author:mind-labo

まずは自己肯定感

今、

児玉光雄著「大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80」三笠書房

を読んでおります。

 

著者の児玉光雄氏は、

過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者として、

数多くのプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを

努めていらっしゃるのだそうです。

そんな著者が、

大谷翔平さんがインタビューなどで語った言葉に解説を加え、

まさに本のタイトルの通り、

自分の人生を切り開いていくために必要な勇気を与えてくれる本だと

感じております。

大谷さんの、生き方、在り方、考え方を通して、

まだまだ頑張れる!

コツコツ続けよう!

自己成長を楽しもう!

そんな気持ちにさせてくれます。

 

読んでいてふと思い出したことがあります。

現在は、こういった自己啓発系の本から、

勇気やパワーを受け取れるのですが、

自己否定の塊のような過去の私は、

読めば読むほど、

ますます自分がダメな人間に思えてきて、

焦りや不安が募り、かえってエネルギーを消耗し、

あまりにも辛くて、読めない時期があったのです。

もし、自己否定の塊のような過去の自分が、

上記でご紹介した本を読んでいたらどうなっていたでしょう。

きっと、

大谷さんの素晴らしい所と自分のダメな所を比べて、

「だから自分はダメなんだ。」

「私なんかにできるわけがない。」

と、どんどん自信がなくなり、最後まで本を読めなかったことでしょう。

せっかく、著者が、人生をより良くするための、

生き方、在り方、考え方を伝えてくださっているのに、

私にはそれを受け取る器ができていなかったのです。

 

自己否定の大きなデメリットの1つです。

 

情報化社会の今、本当に色々な情報が得られるようになりました。

人生をより良くするための、情報も沢山得られます。

せっかく発信してくださっているその情報を、

上手く自分の人生に取り入れたり、

自分の人生をより良くすることに活用してくために、

まずはそれを受け容れる器(自己肯定感)を整えておくこと、

これが重要であると思うのです。

遠回りのようで、結果的に効率的であると私は考えます。

何故なら私は、

自己否定の遠回りをしたこと、

自己肯定で効率があがったこと、

その両方を経験しているからです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

利他はハウツーでは語れない

中島岳志著「思いがけず利他」ミシマ社

を読み、

利他的であるか否かは、行為者本人の決めることではなく、

相手にどう受け取られたかによる。

ということを学びました。

ですので、何をしたら利他になるのか?は

相手にどう受け取られたかによって変わるので、

単純に、「この行動は利他だよ。」と、

言えるものではないということにもなるのではないでしょうか?

 

例えば、ちょっとお高めの人気スウィーツをプレゼントしたとしましょう。

Aさんは甘いものが大好きなのでとっても喜びました。

Bさんは食事制限があり、もらっても食べることができないので困ってしまいました。

Cさんは、人からプレゼントをいただくと、頂いたこと自体はうれしいのですが、

直ぐにお返しの心配をしてしまうタイプなので、やや負担にも感じています。

 

本当に相手の喜ぶ顔が見たい!と想うのであれば、相手は、

どんなものが好きで、どんなものに興味があって、

どんなことが苦手で、どんなことが嫌いでということを、

日頃からよく観察して覚えておかなければならないと想いました。

そしてそこには、

打算や見返りを期待する気持ち、自己満、などの利己があっても、

相手にうさん臭さ、不快感を与え、利他として相手に受け取ってもらえないでしょう。

 

利他として相手に受け取ってもらえるには、

その行為をする人がどんな想いで、どんなスタンスでその行為をしたかが重要になってくる。

これは私にとって非常に深い学びで、

この学びを得たうえで、過去の自分を振り返った時に、

自分が良かれと想ってやった行為が、

相手には快く受け取ってもらえたかったことの理由が、

理解できたように想います。

その反省を踏まえて、自分の日頃の在り方を見直してみたいと想います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本

利他の本質

今、

中島岳志著「思いがけず利他」ミシマ社

を読んで、利他について学んでおります。

 

この本は、

読み進めれば読み進めるほど、

興味がどんどんと湧き、

気が付いたら、

後10ページほどで読み終えるところまで来ておりました。

読んでいる時は、フロー状態であったのだと想います。

 

なぜここまで惹きつけられる本なのか?

理由を考えてみました。

一言で言うならば、

「利他の本質に迫る本だから」

これが理由かなと自己分析しております。

利他とは何か?を解くために、

落語、仏教、芸術、料理、哲学など

あらゆる角度からの解説がされています。

 

私が、この本で得たものの中で、

一番大きいのは、「利他」に対する考え方が変わったことです。

 

以下『』内は本の中の文章です。

『利他とは、「とっさに」「ふいに」「つい」「思いがけず」行ったことが他者に受け取られ、

利他と認識された時に起動するものです。その行為が利他的であるか否かは、行為者本人の決めることではありません。

利他はあくまでも受け取られた時に発生するのであり、事後的なものです。』

 

利他的であるか否かは、行為者本人の決めることではなく、事後的なもの。

 

文章とするとたった一行ですし、

言葉の意味としたら簡単に理解できると想います。

しかし、このことを深く本当の意味で理解したいのであれば、

こちらの本を読んでいただくことをお勧めいたします。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

 

 

 

利他について学ぶ

私は、思春期くらいから40代前半まで、

自分を大事にする生き方をしてきませんでした。

8年前、メンターと出会い、

「自分を大事にする」

と決めてから、それまでの、

「自分さえ我慢すれば」というスタンスを手放し、

わがまま?(笑)とも言えるほど、

昔に比べて、

自分の気持ちを押し殺したり、

病気になるまで体を酷使したりしなくなりました。

 

そのかいもあって、心身に余裕ができ、

支えてもらっている周囲の人への感謝気持ちを体現したい、

困っている人、悩んでいる人の力になりたい、

そんな想いが強くなっております。

 

しかし、長年、自分のことに精いっぱいで、

周囲を気遣うとか、意図してしてこなかった私ですので、

上手くその想いを体現することができません。

良かれと思ってしたことがかえって相手を不愉快にさせてしまったり、

単なるおせっかい、余計なお世話になってしまったりということも多々あります。

だからと言って、何もしなければ、

そこからは何も生まれません。

 

今、

中島岳志著「思いがけず利他」ミシマ社

を読んでおります。

この本の中には、

「利他」に関して抱いている私の疑問、

わからないことが明確になる内容がたくさん含まれており、

大変興味深いです。

利他の本質を掴み、

自分のあるべき姿を模索していきたいと思います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

情報の誤認識

こちらが意図せず入ってきた情報や言葉が、

自分の中の信念となっていることってありませんか?

又はありませんでしたか?

 

私はありました。

気付いてないだけでまだあるかもしれません。

その信念が、

自分の人生をより良くすることに役立っていればいいのですが、

過去の私においては、

自分の人生を苦しめる非合理的なビリーフ(信念)の

ことの方が多かったように想います。

例えば、

前向きに生きなきゃいけない。

ポジティブが良くて、ネガティブはダメ。

など・・・

 

この信念を持っていたがために、

後ろ向きな気持ちやネガティブな感情が出てきた自分を

責めたり、見て見ない振り(無視)したりしていました。

当時私が、家族も居て、住む家もあり、食べることも困らない、

恵まれた環境だったにも関わらず、

どこか満たされない気持ち、虚無感があったのは、

自分から、自分の負の部分を否定され、無視されているという

虚しさや寂しさから来ていたのかもしれないとも想います。

 

なぜ、このような非合理的な信念を抱いてしまったのかな~?

と考えた時に、中途半端に聞きかじったメディアの情報や、

人との会話から発せられた言葉を、

(特に職場の先輩や人生の先輩など影響力のある人)

鵜呑みにしたり、表面的な部分しか聞かないで勝手に自己解釈していたことが、

原因だったと想います。

 

やはり、

なんとなく得た情報ではなく、

自分が意図して得た知識や情報を、

きちんと精査していく必要性があると考えます。

情報化社会だからこそなおのことです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

ダブルワークのメリット

気がつけば、学生さんは夏休み。

皆さんは、夏休みの宿題を

先に終わらせるタイプでしたか?

コンスタントにやるタイプでしたか?

終わりの方にやるタイプでしたか?

 

私は、終わりの方にやるタイプで、いつもぎりぎり。

2学期が始まる2~3日前は、

焦り、あたふたし、寝不足だった記憶が多いです(^^;)

そんな私の、

「やらなければいけないことをぎりぎりになるまでやらない」

という特性は、40年以上も経った今でも継続されているのであります。

 

そんな私でしたが、

最近、時間の使い方が少しだけ改善されました。

ダブルワークのお陰です。

 

私は、MindLaboの事業を立ち上げるため、

今色々な準備をしております。

まさに、やらなければならないことが沢山です。

 

そんなやらなければならないタスクを、

正社員だった頃の私は、

ついついぎりぎりになるまでやらない傾向がありました。

その原因は、もちろん私の性格もあるのですが、

物理的な要因として、

時間に余裕があったからだったことも挙げられるのではないかと、

今振り返ると思うのです。

正社員の頃は、ほぼ週休二日。

プラス祝日や、お盆、年末年始もお休みで、

現在の状況に比べるとかなり時間に余裕がありました。

ありがたいことです。

しかし、時間に余裕があると、

「後でやればいいや~」という気持ちになって、

時間に余裕があったにも関わらず、

ぎりぎりになって焦っている

不安に気付いたら

今日は一日OFFでした。

ここのところ、

心身ともにちょっとしんどくくなりつつあり、

初期段階で何とかしなければと、

今日だけは何も予定を入れないと決めて、

スケジュールを調整しておりました。

 

気になっていたことを調べたり、

本を読んだり、

YouTube見たり、

TVer見たり、

実家にTELしたり、

近所の洋服屋さんで時間をかけて洋服を選んだり、

ブランチのつもりがランチになったり、

スーパーやドラッグストアに買い物に行ったり、

日本酒の試飲会に遭遇して高価な日本酒を購入したり、

思いがけず酒屋さんの貯蔵庫に入れてもらったり・・・

何の計画も予定も立てず、

ただただ思うがままに過ごしました。

 

お仕事の日は、1分1秒も無駄にしたくないという意識で過ごしておりますし、

休日でであっても、今日は〇〇へ行こう!など、

ある程度、予定をたてて行動するタイプなので、

久しぶりに、こういう一日を過ごすことに、

ちょっと抵抗感(罪悪感?)を感じている自分もおりました。

 

健康への不安から敢えてこういう一日を設けてみたのですが、

結局のところ、

のんびり過ごす一日に対して不安になったり、

将来に不安になったり、

手をつけていないタスクに対して不安になったり、

ちょっとお金使い過ぎ?と不安になったり、

たいして動いてないのに食べてばかりで不安になったり・・・

と色々な場面で不安が湧き上がってくる瞬間はあるわけで、

不安というものは消し去ることはできないものなのだと、

悟るのでありました。

 

ただ、

不安な状態を長引かせないことは可能であることも実感しました。

不安に気付いたら、

今に集中したり、(食べるなら食べることに集中)

集中できることをやったり、(読書など)

そもそもの目的を考えて納得させたり、

調べて情報を得ることで不安を軽減したり・・・

 

このブログを書いていて、ふと気づいたことがあります。

普段、時間や効率ばかり考えて生活していると、

湧き上がった不安に対して上記のように

丁寧に対処することが少なかったな~と。

 

そう言った意味でも、

行動量、思考量を減らす時間をつくることは必要で、

こういう時間があるからこそ、

ものごとに集中する(マインドフルネス)

エネルギーも蓄えられるのだなということを

体感した一日でもありました。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子