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考え方

見ないという選択肢

御年80を超えた母親には、

何十年も続けてきたことがあります。

何気ない日常会話から、

本人にとっては当たり前すぎて、

考えもつかなかった!という提案を、

私がすることとなったのです。

 

それが今日のタイトル

「見ないという選択肢」です。

 

真面目な母親は、

(私は母のそういうとこ大好き

コミュニケーション能力ないってほんとかな?

先日、ある中学生のお子さんをお持つお母さんが、

「うちの子コミュ力無くて・・・」と嘆いておられました。

その理由は、

集団の輪の中に自分から進んで入って行くタイプではなく、

友達の数も少ないから。

とのことでした。

私は、その理由に何故か違和感を感じ、

その会話の後も、無意識に、

頭の片隅でその違和感の理由を考えていたようです。

 

今日、急にその違和感の答えがひらめきました。

話を伺っていると、そのお子さんは、

思いやりがあり、親御さんとの関係も良好のご様子。

数少ないとおっしゃるお友達とのエピソードを伺っても、

そのお友達には、遠慮なく自分の本音を言っていることが伺えました。

私はそのお子さんにお会いしたことがないのですが、

お話を伺っている限り、

「コミュニケーション能力がない」とは到底思えず、

相手への気遣いが中学生のうちからできているなんて、

むしろ、コミュ力高いんじゃない?!!と想ったのです。

 

お母さんが理由に挙げた、

集団の中に入れず、友達の数も少ないというのは、

コミュニケーション能力が低いのではなく、

ただ単に社交性が低いだけなのではないか?

そうひらめき、それぞれの言葉の意味を調べてみました。

 

社交性:人づきあいが好きで,つきあい上手な性質。

コミュニケーション能力:人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。

とあります。

社交性とコミュニケーション能力という言葉。

なんとなく、同じニュアンスで使っている場合があるように想いますが、

似て非なる言葉なのではないでしょうか?

例えば、

人づきあいが上手くて、何人も友達がいる人の中には、

自分のことばかり話している人もいるし、

広く浅い感じの付き合い方で、互いに意思疎通できているか?

というとそうではない人もいます。

 

人の輪の中に入ることが苦手で、友達が少ないことで、

コミュニケーション能力がないと想っている方。

コミュニケーション能力がないと悩んでいる方。

社交性とコミュニケーション能力を分けて考えてみたらどうでしょうか?

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子

 

所持しないという選択

長野では、車がないと、生活が非常に不便です。
特に私が住んでいる地域は市街地から離れているということもあって、
一家に一台どころか、一人一台、
車を所持しているお宅がほとんどです。
兼業農家さんは、軽トラもあったりして、
家族の人数より、車の台数の方が多いなんてお宅もあるくらいです。

従って、私も、20歳で就職をしてから30年間、
当たり前に車を所持し続けていたため、
自分が車を持たない時がくるなんて、
想像もしておりませんでした。

しばらく東京で暮らすこととなり、
さすがに東京に車を持って行くことは非効率的だと想いましたが、
なんとか、愛車を手放さないで済む方法は無いかと、
考えあぐねました。
しかし、上手い方法が見つからず、
手放す決心をし、とうとう今日、
愛車とお別れのときを迎えたのでした( ;∀;)
今後は、車を使いたい時だけ借りるという方法に切り替えようと想います。

時代は変わり、
レンタカー、カーリース、カーシェアなど
「所持しない」という選択肢も色々あるし、
利用者も増えているのだと知りました。
身近な人で、もし車を貸してくれる人がいれば、
一日保険もあります。

もちろん、車を持っていた方がなにかと便利ですが、
歩いて行かれるコンビニも車を使ったりして、
運動不足になってしまったり、
決して安価とは言えない維持費がかかったり、
やれタイヤ交換だ、ワイパー交換だ、オイル交換だ~と
気にしていなければならないことが多いという、
大変さもあります。

「持っていない」というだけで、
身軽になった気分です。

長年に渡り(私の場合30年も)当たり前にしてきたことを変えることには、
正直、抵抗があったり、決断のエネルギーが必要であったりしますが、
やってみたら、別な価値観、考え方、やり方も見えてきたりして、
そんなに心配したことでもなかったな~というのが、
今の感想です。
寂しさはありますが(^^;)

でも、今後、車を所持しないという選択をし続けるのであれば、
愛車との悲しい別れも経験しなくて済みますね。
(↑後ろ向きな考えですが、それぐらい大好きな車でした・・・)

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

MindLabo代表 山本智香子