お互いを満たす存在
11月、次男が誕生日を迎えました。
毎年、息子それぞれの誕生日には、
息子たちが生まれたときのことを思い出すきっかけとなり、
改めて、子供を産んでよかった、
生まれてきてくれてありがとう✨
と想うのでした。
その想いは年々強まっていくように想います。
今日は、次男の誕生日をお祝いするために、
1時間30分かけて、
東京郊外にある次男の職場近くの駅で待ち合わせました。
仕事帰りの次男とディナーでお祝いです。
日曜日の遅い時間、かつ、郊外ということもあったせいか、
とっても、おしゃれでおいしいお店なのに、
お客さんが私たちしかおらず、
ゆったりゆっくりお誕生日ディナーを楽しむことができました。
子育て中は、心を病んでいたこともあり、
子供の存在に対して幸福感を抱けない時期がありました。
心の病が回復してきた後であっても、
子供の存在に対して幸福感を感じられるようになったものの、
毎日同じ家で生活していると、
その存在が当たり前になってしまって、
どれだけ子供の存在がありがたいものなのかを、
強くは感じていませんでした。
(心のメカニズムとして人はそうものなのだそうです。)
子供が独り立ちし、離れて暮らすようになり、
往復3時間もかけて会いに行くような間柄になったからこそ、
その存在のありがたみをより強く感じるのかもしれません。
お互いの近況や、他の家族のこと、
たわいもない日常の話、
ほんの2時間ほどの時間でしたが、
その時間全てが幸福感に包まれた時間となりました。
普段、自分で自分を満たすことを心掛けてはおりますが、
やはり、子供とのこういう時間は、
満たされるスピードも速いですし、
満たされる量も多いと感じます。
その後の余韻でも満たされている感じです。
息子も、音楽活動と、稼ぐための仕事で忙しいので、
そんなに彼の時間をいただくこともできませんが、
たまには、家族に満たしてもらうというのも、
いいのかもしれません。
きっと、あちらも満たされているでしょうし。
自分らしさを取り戻した母であり、
自己実現を果たすことにまい進する同士ですから。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子