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2025年1月3日

ネガティブ思考を直すには

ポジティブシンキングが良しとされる風潮がある現代、

湧き上がってきたネガティブな思考を皆さんはどのように対処されていますか?

 

「いやいやそんなことはない」とかき消したり、

考えないように別なことをしたり、

無理矢理ポジティブな言葉に変換しても

その時は一時的に楽な気持ちになるかもしれませんが、

根本的な対策になっていないことが大半です。

 

従って、

ネガティブな思考になっていることを自覚したら、

まずは、ネガティブな思考をジャッジせず受容し、

どんな時にその思考になりやすいのか?

なぜ、その思考になるのか?

その原因を見つけることが必要と考えます。

 

昔からの固定観念、

過去の嫌な経験、

セルフイメージ(自分に対する前提)

受動的(他責)な在り方や意識、

世間体や社会通念の影響

経済面、健康面の問題・・・

など、考えられる原因は沢山あると想います。

 

そして、見つけた原因への対策を考え、行動に移す。

 

地道な作業ですが、これが遠回りのようで着実です。

 

例えば、

「人は頑張らなきゃいけない。努力しなきゃいけない。」

という固定観念を持っていたとします。

そうすると、やる気が起きなかったり、だらだらしてしまった時、

必要以上に自分を責めてしまします。

もちろん、頑張らなきゃいけない時、努力しなきゃいけない時もあります。

しかし、やる気が起きなかったり、だらだらする自分にも、

それなりの理由があるのかもしれないのに、

上記のような固定観念が強いと、

やる気が出ない理由、だらだらする理由に意識が向かないのです。

長年持った固定観念はなかなか手放せないかもしれないですが、

例えば、意識的に、

「頑張らなくていい時もある。努力できない時もある。」

という考え方も取り入れてみたり、

その考え方がしっくりこないのであれば、

敢えて頑張らなくていい時間を確保するという方法もあるかもしれません。

 

そういった、日々のちょっとした試行錯誤の繰り返しが、

ネイティブなポジティブシンキングにつながって行くのです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子