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2024年6月11日

気持ちを汲み取らないことの損失

とっても若いころ、

友人が「こんな嫌なことがあって~」と話をしてきたので、

(その嫌な出来事がどんなことであったかまでは覚えておりませんが・・・)

元気づけるために、夕飯をごちそうしました。

友人には、なぜ夕飯をごちそうするのか?その意図を伝えたにも関わらず、

元気づけようとした気持ちをあまり汲み取ってもらえなかったようで、

単に、「ラッキー!」みたいな軽い乗りで、

あっさり流されてしまったので、

むなしいというか、やりきれないというか、

そんな気持ちになったのを覚えています。

当時の私はきっとその友達に、

「私を元気づけるために、ありがとう。」

そんな言葉を期待していたのだと想います。

若かったこともあり、短絡的に、

「もうこの子にはおごらない。」

そう想ったのを覚えています。

 

その教訓から、相手に何かしてもらったら、

相手の気持ちを汲み取り、

きちんとお礼を伝えるように努めてきたつもりですが、

まだまだ、私自身、相手の気持ちを汲み取ることができず、

相手を落胆させ、相手との信頼関係が崩れたり、

それ以上の支援を受けられなかったりという損失を

生み出してしまうことをしてしまうことがあり、心を痛めております。

先日も、やってしましました。

 

でも、それに気付くことができたら、改善ができるのでまだいいのですが、

若いころの私のように、

「もうこの子にはおごらない。」と

それを心で決めても、言葉で伝えることは少ないと想うので、

気付くことができず、改善や修復の機会すらありません。

「時すでに遅し」です。

 

ご飯をおごるか、おごらないかくらいのことだったらまだいいのですが、

取り返しのつかない損失を招くことになりかねないので、

「相手はなぜ、このようなことをしてくれるのか?」

という問いを持ち、相手の気持ちを汲み取ることを

習慣化する必要性を強く感じている今日この頃です。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子