都合のいい解釈をする自分に(笑)
3月31日に足を骨折し、2か月近くが経った今、
リハビリも順調に進み、松葉杖1本で、
だいふ早く歩くことができるようになってまいりました。
歩く時、松葉杖を持っていない方の手が空くので、
スーパーへ行ったとき、車いすを使わず片方の手で買い物かごを持ち、
自分の足で買い物できる喜びを感じている今日この頃です。
これまで当たり前にできていたことが、
こんなにもありがたいことなのだと感じることができることにも、
喜びを感じます。
ギブスのころはちょっと動くことも大変で、
健康な時の5倍くらいすぐ疲れるし、
これまでなら5~6個こなせたタスクも、1個やるのがやっと、
出来ないことの方が多い、という生活から、
徐々に徐々にやれることが増え、
ようやく、7~8割くらい、健康の時に出来ていたことが、
できるようになった感覚になってまいりました。
そんな中、2か月近くストップしていた、
父が亡くなったことによって必要となった手続きを再開するため、
今日は実家を訪れました。
ここ2か月は、心身ともにあまり状態が良くなかったため、
実家を訪れることを控えておりましたが、
昨日は久しぶりに、母と外食に行くことにしました。
実家のすぐ近くにある人気のカフェを訪れたのですが、
平日ということもあり、さほど店内は混んでおらず、
とっても落ち着いた雰囲気の中、ゆったりした気分で、
美味しいものを食べ、沢山母と話すことができました。
お店を出る時は、おなかも心も満たされ、とても気分がよく、
穏やかで、優しい気持ちになっている自分がいました。
明るく落ち着いた雰囲気の店内ということもあったのか?
父が亡くなってからネガティブな言葉が多かった母が、
今日は明るい表情で、楽しそうに話しているように感じました。
骨折治療中、なぜ母と会うことを控えていたか?というと、
自分も不自由な体ですぐ疲れてしまい、心身に余裕がないのに、
母のネガティブまで引き受けられないと考えていたからです。
でもそれは、アウトサイドイン(他責)の考え方だったな~
と今振り返ると想います。
都合のいい話ですが、今日母の状態が良かったのは、
私の状態がよかったからだ(インサイドアウト)とふと頭をよぎり、
であるならば、母がネガティブに偏っていたのは、
私がネガティブだった影響もあるという考えに至ったからです。
自分のネガティブは他者のネガティブから与えられたもの。
他者へのポジティブは自分のポジティブが与えたもの。
なんと、自分にとって都合の良い考え方をしていたのでしょうか?(笑)
ネガティブは、自分を観えづらくしますね。
まずは、自分は今ネガティブだということを認識し受け入れ、
ネガティブを手放していくことが大切と感じます。
自分のネガティブを見ようとしないから、
外側にネガティブの原因を持っていこうとしてしまうのですね。
骨折という怪我をポジティブに捕らえていたのですが、
その前に、自分の中のネガティブを認め受け入れてあげるということを、
自分に対してしてあげることの方が先でした。
骨折から学んだことでございました。
どうか、誰かのお役に立ちますように✨
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子