自分ができることを精一杯やる
今、けがをした足の治療中で、
診察の合間に、リハビリに通っています。
昨日は、松葉杖1本で歩行するやり方を、
リハビリの先生に教えて頂きました。
怪我をして、ちょうど1か月。
やっと、ここまで漕ぎつけた!!!と嬉しくなりました。
治療のプロセスは以下の通りです。
足を骨折
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ギブス固定
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歩行は松葉杖2本で行い怪我をした足は地面に着けない。
(買い物は両手がふさがっているため車いす)
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ギブスが外れるも、別の固定危惧を装着。
(固定危惧は脱着可能なため、入浴時は外せ、
怪我をした方の足も洗えるようになる。)
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歩行は、相変わらず、松葉杖2本。
しかし、けがをした方のかかとのみ、地面に着けることができる。
(むしろ、地面に足を着けないと骨が細くなるので、
痛みとの折り合いをつけながら、できるだけかかと歩行をすることを勧められる)
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地面にかかとを着ける歩き方が慣れたことと、
痛みの度合いが和らいだことにより、松葉杖1本で歩行可能となる。
(片手が空くため、車いすを使わずに買い物することができる)
松葉杖1本で歩けるようになって、1番嬉しいことは、
車いすを使わずに買い物ができることです。
車いすでも、親切な方が助けて下さったりして、
必要最小限のものは買うことができておりました。
ただ、高い所の商品が見えなかったり、
手が届かない商品を取ってもらいたいときに、
声をかける人が近くにいないと、
誰かが通りかかるまで待っていないといけない。
膝の上に、乗る程度の少量の買い物しかできない。
などの都合の悪さもありました。
今日は、松葉杖1本歩行で、初めてスーパーに行ってみました。
松葉杖2本歩行と、車いすに慣れ過ぎてしまって、
正直、車いすを使わず、松葉杖一本歩行での買い物は勇気がいりました。
(そうは言っても、転んだり、けがをした方の足をひねったりしないで!
と厳重注意を医師にもリハビリの先生にも言われておりますし、
何より自分がもうこれ以上、怪我を悪化させたり、別な所を怪我するのが怖いので(^_^;))
でも、挑戦してみて良かったです!
たった、5~6点の品物を買うのに、30分以上かかりましたが、
片方の手でかごが持てることの喜びときたらありません!
手が届かない商品の範囲も格段に減りました。
怪我をしていなければ普通にできているなんでもないことが、
時間をかけてでも出来るようになるって、
こんなにもうれしいことなんだな~と、しみじみ感じました。
それを考えると、1月に急逝した私の父は、
心臓病と腎臓病を患っており、
現代の医療では、進行を遅らせることはできても、
これ以上良くなることはないと宣告されていました。
できることではなく、できないことが増えていく中で、
それでも、「大丈夫。大丈夫。」と、言って、
自分が出来ることを、精いっぱいやっていたし、
私や、私の子供達にもやってくれました。
改めて、そんな父を尊敬すると同時に、
自分も、そんな生き方をしていきたいと想います。
父のDNAを引き継いでいるのですから、
きっとできます。
やっていきます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子