家族は自分を映し出す鏡
成人して独立し、離れて暮らす長男と、
3日間ずーっと行動を共にするという機会を与えられました。
何歳になっても、子供は子供。
親としては、息子と一緒にいられることに喜びを感じます。
離れて暮らすようになってから、
これまでも、たまーに会うことはありました。
その時一緒にいる時間は短時間ですし、
久しぶりということもあって、お互いに、
無意識に機嫌よく対応しあっていたように思います。
しかし、今回は3日間。
お互いに、疲れがたまってきたのと、
親子という甘えも出たのでしょう。
最終日に口げんかをしてしまいました(^_^;)
口げんかしている最中はもちろん、
口げんかした後しばらくの間、気付かなかったのですが、
冷静になってその時のことを振り返ってみると、
喧嘩の原因は私にあったのだな~と想うのです。
口げんかになる少し前、
長男がイライラしている感じが伝わってきました。
私はその時、長男がイライラしている原因を、
「これまでバタバタしていたので、
疲れがたまっているのだろうな~」
と想いました。
つまり、イライラの原因は長男本人にあると推測したのです。
確かに、イライラの原因の1つではあったと想います。
しかし、別な原因もあったことに気付きました。
それは、私のイライラが、長男に伝染したということです。
疲れがたまってイライラしていたのは自分でもあったのです。
私が、長男のイライラを察知した時に、
自分にも焦点を当てなければならなかったのです。
「相手がイライラしているということは、
自分もイライラしているのではないかな?」と・・・。
なぜなら、他人は自分を映す鏡だからです。
しかも、家族間の場合、遠慮がない分、
自分のイライラをより映し出してくれるのではないでしょうか?
(他人は遠慮がある分、自分のイライラを、
お互いに表現しないようにしていることが多い。)
自分がイライラしていることに、その時、自覚したら、
イライラを少しでも払拭する対策を考えたり、
こういう時は、私の場合、自分の意見を押し通す傾向性が強くなるから気をつけなくちゃ!
と意識したりすることができたと想うのです。
他人は自分を映す鏡
家族はそれ以上に、自分を映し出す鏡。
ということを胸に刻み、家族と過ごす貴重な時間を、
有意義な時間にしたいと想います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子