欲求を意識して自分を知る
うつになると、「欲」というものが減少し、
なになにしたい。
どこどこ行きたい。
あれ食べたいこれ食べたい。
あれが欲しいこれが欲しい。
という気持ちが湧かなくなってきます。
そうはいっても、
ちょっと調子がいい時もあって、
ドライブに行ってみたり、
自然に触れてみたりするのですが、
それで気分が良くなることもあれば、
疲れてしまってかえって気分が沈む、
なんて生活を繰り返していたことも、
若いころにはありました。
今は真逆で、
あれもしたい、これもしたい、
あそこにも行きたい、
こんなこともやってみたい。
とやりたいことが沢山あります。
あの頃を想えば、
こういう気持ちが湧きあがってくるだけでも、
幸せなことです。
さらに幸せなことは、
その「欲求」を、
自分で満たすこともできるようなってきたことです。
それができるようになった要因は、
まずは、自分の欲求を満たす許可を自分に出せたこと。
自分が本当に望んでいることは何か?を、
知る努力をして、今なおそれをし続けていること。
この2つが大きいのではないかと考えます。
この2つが出来てきたのも、
メンターをつけていたことが加速度を上げました。
そして、
この欲求を満たすことで得られる大きなメリットの一つに、
自分らしさとは何かを知る。
ことがあるのだと、9年間それを実行してきて、
わかってきたことでもあります。
最初はエゴから来る欲求なのか?
純粋な欲求なのかなんてわかりませんでした。
でも、それを満たすような行動を起こしてみて、
初めてどちらだったか?わかることも沢山ありました。
そういうことを繰り返していくうちに、
自分の価値とするものが何か?
自分は意外にもこういうものに興味があったんだ。
こういうものが好きで、こういうものが嫌いなんだ、
ということがわかってきました。
自分のことがわかってくると、
自分をご機嫌で居させるための取説も、
わかりやすくなってきます。
「欲求」って大事ですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子