リーダーを経験しないことのデメリット
今、リーダー役、管理職に就くことを望まない若者が、
増えているのだそうです。
実際に、周囲でもそのような発言を聞いたことがあります。
私も、その気持ちわかります。
なぜなら、これまでは、
リーダーや上司の言うことに従っていれば、
(極端に言えば言いなり)
失敗のリスクは少ないですし、
決断のプレッシャーなども無いので、
心のどこかで、楽だと想っていたからです。
でも、その「楽だ」という意識には、
人として大きなリスクを背負う可能性も、
秘めていたんだなということを最近よく感じます。
リーダーの指示に従うことは仕事をやるうえで重要です。
しかし、何も考えずただ従うか?それとも、
ここはこうした方が良いのでは?
この指示にはどんな意図があるのだろう?
など、自ら考え、場合によっては、
質問や提案をするなどの行為をしないと、
自分で考え行動する能力が衰えると想うのです。
この能力が衰える、または、発揮しないと、
人間関係にも影響します。
なぜなら人は、
ちゃんと考えてくれる人を信頼するからです。
職種によっては、何も考えず、
言われたことをその通りにやることの方が、
生産性が上がることもあると想います。
でも、それは人とのコミュニケーションにおいては、
通用しないことの方が多いと感じます。
少なくとも私は、表層的ではなく、
お互いにお互いのことをちゃんと考えられるような、
コミュニケーションの取り方をしたいと考えます。
そのためにも、
一つ一つ、そのことをやる意味を考え、
疑問に思ったこと、こうした方が良いと想ったことは、
どんどん伝えられる在り方でいたいと想います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子