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2024年06月29日

イライラは自己認知のチャンス

何年も前、メンターから、

心理学では「怒り」という感情は二次感情で、

その奥には一次感情というものがある。

ということを教えて頂いてから、

イライラした時、怒りを感じた時、

その奥にある感情は何だろう?ということを

できるだけ考えるようにしています。

 

ただ、強い怒りを感じたヽ(`Д´)ノプンプン

とってもイライライした!!

という機会があまり無いと、当然ながら、

その奥にある一次感情は?という問いも生まれてきません。

 

しかし、父が亡くなってから、ここ数か月、

母に対して、イライラを強く感じることがよくあります。

そのイライラを母にぶつけてしまったりして、

その都度、自己嫌悪に陥るのですが、

そもそも、イライラの一次感情は何か?を、

紙に書き出してみるに、要するに、

母に対する失望感や寂しさだなということにたどり着きました。

例えば、

父が亡くなったことで改めてわかった、

母の新たな一面であるとか、

すっかり弱気になってしまって昔みたいにシャキッとした感じが

失われてしまった姿とか、

自分が想像していた以上に、聴覚などの衰えがきているなとか、

それに伴い、人への(特に私への依存度)も高まっているなとか・・・

そういったことに失望感や寂しさを感じるのです。

失望感や寂しさを感じたくないから、イライラという感情で、

オブラートに包んでいる。そんな感覚でしょうか?

 

恐らく、母にはいつまでも若々しく居てもらいたい、

昔みたいに、私に説教をしてくれるくらい、

シャキッとしていてほしい。

そんな、娘としての願望が強ければ強いほど、

イライラの度合いも増すのだと想います。

だって、他人には、ここまでの感情は湧き上がりませんから・・・。

 

私も、弱気になって、人に依存することはいくらでもありますし、

私が、母親に対していつまでも甘えていたいという気持ちも受け入れつつ、

母親と良好な関係性を築けていけたらなと想います。

私を育ててくれた、大切な人ですから・・・。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子