所持しないという選択
長野では、車がないと、生活が非常に不便です。
特に私が住んでいる地域は市街地から離れているということもあって、
一家に一台どころか、一人一台、
車を所持しているお宅がほとんどです。
兼業農家さんは、軽トラもあったりして、
家族の人数より、車の台数の方が多いなんてお宅もあるくらいです。
従って、私も、20歳で就職をしてから30年間、
当たり前に車を所持し続けていたため、
自分が車を持たない時がくるなんて、
想像もしておりませんでした。
しばらく東京で暮らすこととなり、
さすがに東京に車を持って行くことは非効率的だと想いましたが、
なんとか、愛車を手放さないで済む方法は無いかと、
考えあぐねました。
しかし、上手い方法が見つからず、
手放す決心をし、とうとう今日、
愛車とお別れのときを迎えたのでした( ;∀;)
今後は、車を使いたい時だけ借りるという方法に切り替えようと想います。
時代は変わり、
レンタカー、カーリース、カーシェアなど
「所持しない」という選択肢も色々あるし、
利用者も増えているのだと知りました。
身近な人で、もし車を貸してくれる人がいれば、
一日保険もあります。
もちろん、車を持っていた方がなにかと便利ですが、
歩いて行かれるコンビニも車を使ったりして、
運動不足になってしまったり、
決して安価とは言えない維持費がかかったり、
やれタイヤ交換だ、ワイパー交換だ、オイル交換だ~と
気にしていなければならないことが多いという、
大変さもあります。
「持っていない」というだけで、
身軽になった気分です。
長年に渡り(私の場合30年も)当たり前にしてきたことを変えることには、
正直、抵抗があったり、決断のエネルギーが必要であったりしますが、
やってみたら、別な価値観、考え方、やり方も見えてきたりして、
そんなに心配したことでもなかったな~というのが、
今の感想です。
寂しさはありますが(^^;)
でも、今後、車を所持しないという選択をし続けるのであれば、
愛車との悲しい別れも経験しなくて済みますね。
(↑後ろ向きな考えですが、それぐらい大好きな車でした・・・)
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子