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人生という旅

ふと、自分の人生を旅と電車に例えている自分がいました。

 

幼少期は、親が運転する電車に乗っていました。

 

ある時、そこを離れて、違う電車に乗りました。

行先はよく分からないけど、

とりあえず、世の中や身近にいる人が良しとし、

大勢の人がその電車に乗るから、私もその電車にのればいい・・・

何の疑いもなくその電車に乗りました。

 

途中、

就職という駅があり、

結婚という駅があり、

出産という駅があり、

マイホームを持つという駅があり、

順調にそのレールの上を走っていました。

 

もちろん、駅に着くたび、達成感や、喜びや、幸福感はありました。

しかし、どこかで焦りや不安、満たされない気持ちもありました。

 

その原因は何だろう?と考えたときに、

大きく3つあると考えました。

 

1つ目は、感謝の念がないことです。

ここまで順調に旅を続けてこられたのは決して当たり前ではないのに、

そこに意識を向けておりませんでした。

日本のように、時間通りに運行し、安全技術も高い電車に乗っていると、

そのことが当たり前になってしまいがちですが、

時間通りにスムーズに走らせることができることの方が、

世界をみたら当たり前ではないということに気付きます。

 

2つ目は、終着駅を意識していないことです。

人はいつか必ず、この肉体から離れていきます。

そこを意識しないから、そこに向かうまでの間に、

どんな旅をして、どんな駅を通ってなど、

真摯に考える意識も生まれずらいと想うのです。

 

3つ目は、立ち寄る駅を自分で選んでいないことです。

立ち寄る駅を自分の本心で選んでいないから、

次の駅に行くまでの、

わくわく感や、

困難なことがあっても絶対にそこまで行くぞ!

という感情が生まれずらいと想うのです。

 

 

誰かが運転する電車ではなく、自分が運転したってかまわないのです。

むしろ、そうしたいくらいです。

レールがない所に行きたければ、自分でレールを創ってもいいわけです。

 

電車を例にしましたが、どんな乗り物に例えても同じことが言えると想います。

 

あなたは、あなたの人生を、

どんな乗り物にのり、誰の運転で、どのような道をたどり、

どんなところに行きたいですか?

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子