自己不信に苛まれている時の対処法②
昨日の投稿では、自己不信による視野狭窄から抜け出す方法として、
①自己認知
②自己受容
③負の感情の手放し
④自己効力感を得る
⑤行動に起こす
の5ステップがあり、
その土台作りの部分①~③を具体的にお伝えいたしました。
今日は、土台が整うことにより、
効果効率も高まる④⑤についてお伝えしたいと想います。
④自己効力感を得る
自己不信に陥り、
自分の存在価値が見出せなくなっている時、
なんか人の役に立っていないと、
なんか世の中の役に立っていないと、
自分がだめなんじゃないかって思えてきます。
そんな時は、
自分が生きているだけで、
たくさんの人の役に立っていることを想い出しましょう。
例えば生きていれば、何かを食べます。
それが例えばコンビニ弁当だったとします。
コンビニ弁当が、あなたの口に入るまでに、
どれだけの人や企業がかかわっていると想いますか?
お米や野菜の生産者さん、加工品を創っている会社、
調理してパック詰めする会社、それを運搬する人、
コンビニの店員さんなど、数えきれないくらい様々です。
消費者がいるから、仕事が生まれるのです。
別になにかを消費していなくても、その人が存在しているだけでいいのです。
例えば、子供にはお母さんがそばにいてくれるだけで、安堵感を与えています。
ご両親にとっては、たとえ近くにいなくても、
子供の安否さえわかればそれだけでうれしいものです。
ただ、負の感情が強いまま、上記のような考え方をしても、
心の底からそのように想えないことがあり、
かえって虚しさや自己否定感を募らせることもあります。
ですので、まずは今の自分の心の状態を自己認知し、
受け容れ、負の感情の手放しワークで心を整えておくことの方が、
効果が高いのです。
⑤行動に起こす
④までを行い、エネルギーが溜まってきたら、行動に起こします。
行動の目的は、自信を取り戻すためです。
自信とは、自分を信じる力であり、自分を信じるためには、
自分との信頼関係を築くことが必要であると私は考えます。
9年間実践してきて、実感していることでもあります。
自分との信頼関係を築く最も大きな要素の1つに、
自分がやりたいことを自分にやらせてあげることがあります。
あのスイーツ食べてみたいな。
あのお店に行ってみたいな。
海見たいな。
緑の中を歩きたいな。
などなど、
以前から思っていること、ふと思ったこと、
いずれにしても、
まずは小さいことからでもいいので、やってみるのです。
もし、行ってみたかったお店が
行ってみたら、いまいち期待外れだったとしても、
結果ではなく、行ってみたことが重要であると捉えましょう。
何故なら、自分にやりたいことをやらせてあげて、
自分との信頼関係を築くことが目的なのですから、
その行動そのものに価値(ベネフィット)があるがあるです。
昨日もお伝えいたしましたが、
前提として、もし今、心身に強い疲労を感じていたら、
できるだけ多く自分のためだけの時間を創って、
休んだり、好きな事をする許可を自分に出してあげてください。
疲労を感じているかどうか?自覚がない場合もあるので、
自分の心身に問いかけてもみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子