失敗しない方がいい失敗があるとするならば
一昨日の投稿で、数日間をかけて、
ミリオンセラー「鏡の法則」の著者で、
心理カウンセラーの野口嘉則氏のYouTube動画を視聴しているという、
投稿をいたしましたが、今日、また新たな気付きを得ることができました。
その動画のタイトルは
『野口嘉則 講演「自分という大地に根を張る生き方」
−自分本来の力を発揮する生き方』です。
野口氏の講演の中で私が印象に残っていることとして、
『科学技術が発達し、便利な世の中になった現代は、
思い通りにならない事への耐性が脆弱化している。』
ということだと、
先日の私のブログに書かせていただきました。
そして、さらに視聴を進めて行くと、
思い通りにならない事への耐性を獲得する方法について、
いくつか説明していらっしゃいました。
その方法の中の1つに、
「失敗や挫折の体験を積む」
ということを野口氏は挙げていらっしゃいました。
そしてこんなこともおっしゃっていました。
『失敗や挫折の経験が少ないと、
「自分は自分一人でなんとでもなる。」という感覚(➡万能感)の
手放しが行われないため、
「未熟な者同士、助け合おう。」という発想にならない。
それが相互理解やチームワークの構築が苦手な原因となる。』
というようなことです。
その説明を聴き、若かりし頃の自分自身と重ね合わせて、
「あーそういうことだったのか~
まさに、過去の私のことだな~。」と、
大きな納得感が得られました。
私は、メンターと出会い、自己変容していく過程で、
ある時ふと、こんなことに気付きました。
「私は今まで、自分一人で生きてきた気持ちでいたな~」と・・・。
私は、高校受験も、短大の受験も、就職も、結婚も、
ほとんど挫折することなく、とんとん拍子に進んできました。
とんとん拍子に進む方を選択してきた。
といった方があっているかもしれません。
だから、「自分一人で生きてきた。」という感覚(万能感)を
持っていたのだな~と・・・。
そして、
ふとその感覚を持っていたことに気が付いた瞬間というのが、
自己受容が進んだことにより、万能感の手放しが進んだことが、
要因だったのだなとも想いました。
野口氏がおっしゃる通り、失敗や挫折の体験は、
万能感を手放し、思い通りにならない事への耐性を獲得するうえで、
とても重要だということは納得できました。
それを踏まえ、敢えて、
私の中で失敗しなくてもよい失敗は何だったか?を考えてみたとき、
それは、「失敗や挫折から逃げていたという失敗」が挙げられます。
では、なぜ「失敗や挫折から逃げていたという失敗」をしてしまったのか?
その原因は明日以降のブログに投稿しようと想います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子