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まずは駆け付けることに意味がある

何か困ったことが起きたとき、

病気になったり、怪我をしたときなど、

誰かにそばにいてもらって、

心強かった、うれしかった、気が休まった、

なんて経験は、少なからず誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?

 

反対に、自分がそうしてあげたことで、

喜ばれたということもあると想います。

 

昨年、東京に住んでいたときのことを想い出しました。

東京から片道2時間以上かかる遠方で、

ある仕事を依頼され、駆け付けたときのことです。

実は、依頼してくださった方はその当日体調不良に見舞われ、

その仕事自体をリスケしてもらおうと依頼元の企業様に連絡しようと考えるくらい、

その症状が悪かったのだそうです。

でも、「山本が片道2時間以上もかけて来てくれる。」

と想ったら、それがエネルギーになって、リスケしない選択をし、

薬を飲みながら、何とか当日を乗り切ったのだそうです。

そのお話を、だいぶ後になってしてくださったのですが、

当時、そこまで体調が悪かったとは思えないくらいの

パフォーマンスでお仕事をされていたことを思い出し、

私はその時、私の存在や、その場所へ向かうために使った、

時間や労力がその人へ与えるパワーに比例するんだということに気付かされました。

 

お仕事に行くのですから、与えられた役割や業務を行うのは、

当たり前なのですが、まずは、前提として、

自分の存在や、そこまで行くことに時間や労力を使うことに意義がある。

ということが、その出来事以降、心の土台となっているため、

業務に対する不安に囚われそうになっても、

「まずは行くだけで力になれる!」と自分自身にその言葉をなげかけ、

その自信が、業務に対する不安を軽減してくれることにも気が付きました。

 

自己否定の塊だったころの私であれば、

そのように想うことは無かったですし、

そもそも、

私なんかが行っても、迷惑かも。

足手まといになるかも。

と想って、お仕事自体も引き受けることができなかったと想います。

 

地道に、自己受容、自己信頼、自己尊重を整えてきた成果と捉えています。

 

だれでも、何歳からでも、後天的に自己肯定感は整えられる。

自己否定の塊のような私でさえもそうだったのですから・・・

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子