自覚と受容のタイムラグ
視力、筋力、持久力の低下、
体形の崩れ、しみ、しわ、などなど、
年齢とともに変化していくものです。
そりゃ、51歳の私が、
20代の頃のようにいられないのはわかっています。
頭ではわかっているけれども、
なかなか受け入れられないのが、身体の衰えです。
皆さんは、「身体の衰え」すぐに受け入れられますか?
現在、足をけがしているのですが、
その経過を診てもらうために、整形外科を訪れました。
治療の経過は順調とのことでほっといたしました。
そんな中、医師とこんな会話をしました。
医師:
山本さん、歩いてますか?
私:
いえ、あまり歩いてないです。慣れない松葉杖で転倒でもして、
二次的な怪我をするのが怖くて・・・。
医師:
山本さんの年齢だと、足を地面に着かない時間が長くなるにつれ、
骨粗しょう症進行のリスクが高まるので、
松葉杖を使って、できるだけ歩いてください。
私は、二次的な怪我を負うリスクばかり考えていて、
骨粗しょう症進行のリスクを考えておりませんでした。
そういった意味では、医師から、
骨粗しょう症進行のリスクを自覚させていただけたことは、
大変ありがたく思っています。
ただ、それとは別に、
ある一つのワードが引っ掛かっている自分がいるのです。
「山本さんの年齢だと・・・」
山本さんの年齢は骨粗しょう症が進行するお年頃なのです。
知識としては知っていたものの、
現実としてそれを目の当たりにしたのが、案外ショックで、
なかなか受け入れられなかったのだと思います。
だから、しばらく、
「山本さんの年齢だと・・・」
というフレーズが頭の中に残っていたのだと思います。
(決して医師の発言に対して批判しているのではありません。
とっても感謝しております。私の受け入れる体勢の問題です。)
医師からご指導いただいた通り、
今日は、できるだけ歩く機会を増やしてみました。
今まで、足を怪我をしたからできないとか、
怪我をしたくないからやらないと想っていたことも、
やろう!と決めたらできて、うれしかったです(^_^)
日常の些細なこと(ゴミ出し、散歩など)ができるって、
幸せなことなんだな~と、
しみじみ感じております。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子