ニーズと欲しいものと価値観の区別
読書において、
数年、間を空けて再度読んでみると、
その時は、いまいち理解できなかったことが、
あー、著者はこういうことを言ってたのか!
とすんなり、入ってくることってありませんか?
今、次回のオンライン動画講座のクオリティーを上げるため、
絶賛、読書月間中なのですが、今読んでいる本の中で、
「あれ?このことって昔読んだあの本に書いてあったな。」
と想い、再度、「あの本」をパラパラと読み返しておりました。
読み返した本は、
トマス・J・レナード 著(バイロン・ローソン 共著)
糟野桃代 訳 / 奏卓民 監修
祥伝社出版の
SELFISH(セルフィッシュ)
真の「自分本位」を知れば、人生のあらゆる成功が手に入る
です。
その本に書かれていた内容の一部を要約すると
「人は、ニーズ(自分の力をきちんと発揮するために土台として必要なもの)・欲しいもの・価値観を持っており、
この3つを区別して、自分の価値観に基づいた選択をしていくことの方が、
自分にとって正しい方向へと自然に舵が切られていく可能性が高くなる。
自分の価値観を見出すには、ニーズを満たすことが必要で、その理由は、
ニーズは自分の価値観を見出すことを曇らせてしまうから。
ニーズを満たすことで、欲しいもの(強い渇望を感じるもの)も減少し、自分と自分の価値観を隔てる障害も小さくなる。」
というようなことが大筋で書かれていたのですが、
当時、文章としてはなんとなく理解できるものの、
経験として実感もわかないですし、腑にも落ちませんでした。
しかし、数年間で自分が経験したこと、読書で得た知識、
うまく行っている人の考え方、あり方に触れてきた中で、
ニーズを満たして、自分の価値観に従って行動している人は、
やっぱりうまく行っているな!ということが理解できるようになりました。
同時に、自分が、うまく行かない、うなく行っていないと感じる時の理由も、
わかりました(^_^;)
ニーズや欲望に基づての決断に気を付けねばです。
分かるとできるは違いますね(;^_^A
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子