幼少期の環境と自己肯定感
自己肯定感オタクの私は、
ごくごくたまに出会う、
ネイティブに自己肯定感が高いな~
(=真の自己肯定感が整っているな~)と想う人が、
どんな家庭環境で育ったのか?が、
気になって仕方ないらしく、
気付くと、
どんなお母さまだったか?とか、
家族構成とか、ご兄弟との関係性とか、
ご家族とのエピソードなどを、
普段の会話の中で話題にして、
聞き出している自分がおります(^_^;)
その会話から得た情報から、
心理学や、脳科学の世界でも言われているように、
やはり、子供のころの環境、
特に家庭環境や、母親との関係性が、
自己肯定感に大きく影響を与えているということが、
見て取れるな~と私は感じます。
しかし、反対に、家庭環境が悪かったから、
自己肯定感が低いか?(=自己肯定感が整っていないか?)
という逆説が成り立つか?といったら、
その逆説は成り立たないと感じます。
なぜなら、自己肯定感は後天的に育むことができるからです。
私の知人にこんな方がいらっしゃいます。
彼は、自尊心が高く、自分のことも、周囲のことも、
大切にできる方です。
その方は、幼少期に両親を亡くし、親戚の家で育ちました。
その親戚の方はとても親切ではあったようですが、
養子に入ったわけではなく、苗字が別々だったこともあり、
子供ながらに、気を使って生活していたとおっしゃっていました。
家族や親の愛情たっぷりに育ったか?と言ったら、
そうではなさそうです。
少なくとも、上記に書いた、
ネイティブに自己肯定感が整っている方たちのような、
恵まれた親、恵まれた家庭環境ではないことは確かです。
彼がどうやってその自尊心(自己尊重)を育んだのか?
その過程は私も存じ上げませんが、
彼のスタンスを拝見していると、
「自己肯定感は後天的に整えられる」
ということの生き証人を観ているようで、
勇気と励みになります。
これは私の主観ですが、
家庭環境や育ちが良くて、
ネイティブに自己肯定感が高いな~
(=真の自己肯定感が整っているな~)という方は、
世の中それほど多くないと考えます。
私がこれまで出会ってきた人の中でほんの数名ですので、
恐らく、数パーセントと想います。
だから、ネイティブに自己肯定感が整っている人は、
超ラッキーと思って、そのままその自己肯定感をより大事に、
育んでいってもらいたいと思います。
そして、私も含め、そうではない大多数の人達こそ、
諦めず、真の自己肯定感を育んでほしいと想います。
その方たちの方が伸びしろがあって、
ある時点から、自己肯定感を整えることが、
とっても楽しくなるかもしれませんよ!
私のように・・・
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子