「死」を意識した生き方
父が急逝してから、
「死」について意識が行くようになりました。
大切な人の「死」を目の当たりにすると、
否が応でも向き合わされるものなのですね。
敬愛する父が亡くなり、
その悲しみ、寂しさは大きいです。
でも、生きている者は、生きなければなりません。
食事や睡眠など日々の営みは続きますし、
葬儀から始り、亡くなった人に対して発生する手続きを、
淡々とこなしていかなければなりません。
良くも悪くも、悲しみに浸っているだけではいられません。
そんな日々を過ごしながら、
自分自身が、死を意識した生き方をしていく必要性を感じております。
それは、マインド面にも言えますし、それに伴う行動もそうです。
所有物に対することにも言えます。
「どう生きるか?」
そのヒントが得られる本を今読んでいます。先日のブログでもご紹介した、
船戸崇史著 発行:YUSABUL
「死」が教えてくれた幸せの本質
二千人を看取った医師から不安や後悔を抱えているひとへのメッセージ
です。
その本の中に、
『来年、明日、1時間後、必ず生きている保証なんて誰にもありません。健康と思っているうちは、なんとなく「明日があるさ」という思いに支配されているに過ぎない。 ~中略~ 「明日じゃなくて今日」「あとでじゃなくて今」という真実を(闘病生活の辛さが)教えたのではないか。』
と書かれていました。
本当に、おっしゃる通りだなと想いました。
ついつい先延ばしにしたくなる時、
「先延ばしにして、もし今死んでも後悔しないか?」
自問してみようと想います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子