本の感想を伝えてみる
先日、ある方との会話の中で、
最近読んだ本の話題になりました。
私は、先日読み終えた、
中野明著「マズロー心理学入門 人間性心理学の源流を求めて」(発行:アルテ 発売:星雲社)
について、
「マズローと言えば、5段階欲求で有名ですが、
この本は、そのことだけではなく、
マズローの生い立ちになどにも触れていて、
彼は、研究に没頭した人生を歩んでいたことがわかり、
とってもうらやましいと想いました。」
という感想を伝えました。
そしたら、会話の相手の方が、
「自分は、研究に明け暮れる人生は嫌だ。
うらやましいとは想わない。」とおっしゃいました。
当たり前のことなのですが、
周囲の人が、自分と同じ価値観とは限りません。
しかし、私は、この方がおっしゃった、
別の意見を聞いて初めて、
「あ~そうだよな~。
そういう意見の人もそりゃいるよな~。」
という気付きをいただきました。(遅!(^_^;))
会話相手の方はさらに、
「山本さんは学んだり、調べたりすることが好きだから、
そう思うんじゃない?」と付け加えてくださいました。
確かにそうかもしれません。
読書に限らないかもしれませんが、
自分が想ったこと、感じたことを、
誰かに伝えてみるということは大事かもしれません。
自分の中で当たり前となっている価値観に気付き、
自分の今後の人生をどう生きるか?を
考えるヒントを得られるかもしれませんから・・・。
私の場合、研究に没頭する時間を、
人生に取り入れることがより豊かな人生を歩むことに繋がりそうですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子