東京最後の夜
明日は、東京から長野へ帰るための引っ越しです。
家電は不要となるたため、
リサイクルショップの出張買取を予約しており、
荷物と言ったら、小さな家具と、
身の回りのものだけです。
従って、今日は「引っ越し準備の日」としてはあったものの、
荷造りは、半日もあればできるため、
東京最後の日を、どう過ごすか?ということも、
意識しながら1日を過ごしておりました。
朝は、結局のところ、行きつけのカフェで朝活。
ランチも、ランチ後のデザートも、
これまで何度も利用させていただいていた飲食店に行き、
心の中で、「これまでありがとうございました。」と伝え、
お店を後にしました。
午後は、荷物をまとめる時間とし、
何とか18時までにまとめることができました。
そして、私にとって東京最後の夜にふさわしいメインイベント
「息子のバンドのライブ鑑賞」へと向かったのでした。
そもそも、東京に出てくるきっかけになったのは、
東京で音楽活動をしている息子の支援をしたいと想ったから。
そのおかげで、私自身も、
「せっかく東京に出てきたのだから」と想い、いろんなことに挑戦し、
様々な経験をすることができたので、息子には大変感謝をしております。
そんな息子も、バンドメンバーとシェアハウスで暮らし始め、
独り立ちしたため、私もいつ長野に戻ってもいい状況ではありました。
これまで、息子の演奏は見たことがありませんでした。
以前に一度、「親に来られるのは恥ずかしい」
と断られたことがあったからです。
でも、1度は観てみたいと想っていたのが本音です。
だから息子に「長野に帰る前に一度観に行ってもいい?」と聞いてみたら、
「恥ずかしいからあんまり目立たないところで見ててね」と、
照れながらもOKを出してくれたのです。
ライブ会場は渋谷の道玄坂にありました。
息子のおかげで、訪れる機会のない場所にも来ることができました。
19時05分。息子たちのバンドの演奏が始まりました。
全力でドラムをたたく息子の姿に、感動で涙があふれてきました。
息子に言われた通り、会場の隅っこで目立たないように観ていてよかったです。
息子たちの演奏が終わりライブ会場を後にしたあと、
東京最後の夜だし、いつもよりちょっとだけ贅沢をして、
夜景の見えるBarで、カクテルと夕飯をいただきました。
約9か月、「東京」を、いろんな意味で経験し、
思いっきり満喫し、いろんなアクシデントもあったけれども、
それも含めて、「楽しかった!!!」の一言です。
東京で生活するにあたって、
様々な人に支えてもらいました。
理解して東京行きを支援してくれた家族、
精神的に支えてくれたメンター、
職場で出会った方々、
応援してくれた仲間、
地域の方、行政、
本当にありがとうございました。
東京、ありがとう!!!
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子