決めてもらうことは楽だけど
現在、東京から、長野へ帰る(引っ越す)過渡期のため、
数日間実家に居候をしておりました。
晩酌のために、自分用のワインを購入し、
毎晩、実家の食卓でワインをたしなんでおりました。
飲みすぎ防止のため、自分の中で、
2杯までと決めているのですが、
たまに、もう少し飲みたくなる時があります。
そして、父に聞くのです。
「もうちょっと飲んでもいい?」と・・・。
父は、「飲みたきゃ飲めばいいじゃん」と答えてくれます。
そう、私は、父がそう答えてくれるのを知っいて聞いているのです。
それはどういうことか?
3杯目を飲むことに許可を出した責任を、
自分だけでなく、父にも背負ってもらっているのです。
「お父さんが良いって言ってくれた。」
心の中に、安心感という保険を掛けるために・・・。
ずるいですよね(^_^;)
親子ですし、自覚してやっていることなので、
父が元気なうちは、もう少し甘えさせてもらおうかなと想うのですが、
これと本質的に同じことを(もちろんワインを飲むか飲まないか?ではありません)、
職場などで自覚なくやってしまっておりました。
人に決めてもらうことは楽です。
でも、そのちょっとの「楽」と引き換えに、
大きなデメリットも得ているということに気付いていませんでした。
その大きなデメリットとは大きく2つです。
1つ目は、
他責になりやすくなり、
それにより周囲からの信用が無くなったり、
コミュニケーションがうまく取れなかったりすること。
2つ目は、
依存心が高くなり、自分で決められない人になることです。
決められないことで、
物事を一人で進められないということにもつながります。
自分で決めること。
決断を他者にゆだねていないか?
意識していきたいと想います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子