承認力向上研修
私が現在勤めている会社では、
メンター制度というものがあります。
新入社員が少しでも早く職場に馴染み、
安心して業務に取り組めるよう、
社内の先輩社員がメンターとなって支援する
というものです。
(手前味噌ですが、
こういったことを大事にしている会社って、(しかも中小で)
社員にとってもありがたいことですし、
心理的安全性を重要視する現代社会においても、
時代の流れにマッチした会社であると想います。)
社員育成委員会に所属する私は、数年前から、
メンター講習の講師を任せていただくようになりました。
頻度は年に1~2回。
前回から期間が空くため、研修前の準備として、
まずは記憶を呼び起こすことから始め、
これまでの研修での反省点を書いておいたものを見返し、
研修フローをブラッシュアップし、
内容や重要ポイントを再確認します。
そして、いざ、本番!
研修に向かうとなると気合も入りますし、緊張もします。
メンター講習では、メンター制度の説明をした後、
承認力向上研修を1時間程度行います。
この研修の目的は、
承認の必要性と重要性を知り、
承認された時、承認した時の感情などを、
実際に体感してもらうことです。
1時間という限られてた時間ですので、
座学的な所は、ポイントのみをお伝えするようにし、
ワークの時間をできるだけとるように心掛けました。
ワークをした後の、参加者の感想は、
承認されると、うれしい、ホッとする、励みになる。
承認する側も、うれしい、気持ちが良い。
という声が挙がりました。
座学では、
人には多かれ少なかれ承認欲求があり、
それは、水や食べ物を採ることと同じように、
満たす必要があるんだよ~
ということをお伝えしましたが、
それがどういうことか?
少しでも実感として、
理解していただけたのではないかと想います。
私も、毎回、
承認することの大切さを再認識するいい機会となっておりますし、
日常の些細なことから見直して、
承認力をアップしていこうとモチベーションがあがるのであります。
(自身はチェックシートで行動承認の点数が低かったので、
しばらくは行動を承認することに意識してみたいと想います。)
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子
追伸、
帰宅前、研修にオブザーバー参加してくださった上役から
「研修の時間管理ばっちりだったね。」
とそれこそ承認の言葉をいただきました。
2018年~リアルでも、オンラインでも、
インストラクターとして登壇してきたので、
自然と時間感覚が身についていたのかもしれません。