エネルギーのベクトル
本来の自分の気持ちに嘘をつき続けて生きていた頃の私は、
とても保守的で、変化を好まず、
現状、衣食住に困ったことがないのであれば、
できるだけ貯金をして、
このままの生活を送れていればいいと想って生きていました。
それが自分の本心であれば問題ないのですが、そうではなかった。
だからだったと想います。
特に将来に希望もなく、(うつが酷い時は将来に絶望)
このまま年老いて死んでいくんだろうな~
ぐらいにしか想っていませんでした。
自分の人生を軽く見ていたな~
ぞんざいに歩んでいたな~と今振り返ると想います。
自分を大事にする!
と決意したのは8~9年前のこと。
今まで、頑張るところを間違えて生きてきたということに、
メンターの特別授業のおかげで気付くことができたのがきっかけです。
しかし、当時の私は、何をどう自分を大事にしたらいいかわからず、
メンターをメンターに就ける前までは、
その決意とは裏腹に、
暗黙の世界へと引き戻されそうになったこともありました。
現在のメンターを就けてもう8年になります。
その間に私は、徐々に徐々にですが、
自分らしさを取り戻していきました。
それと比例して、
自分の内側にも、外側にも様々な変化がありました。
昔の私は、自分の想うように生きることに罪悪感を感じていました。
しかし今の私は、
自分が自分の願いを叶えてあげられないことに罪悪感を感じるのです。
自分の本心に従って生きる場合、変化が伴うことが多いです。
変化を恐れて、決断しないことに対して罪悪感を感じているエネルギーは
負のエネルギーです。
それがもったいないな~と想ったり、
そもそも、本心を抑圧することができなくなっていることもあり、
変化すること、決断することにエネルギーを使うようになりました。
同じエネルギーを使うでも、その使う方向、使い道が違うだけで、
生きている実感が持て、幸福感を感じるのです。
感じ方や価値観は人それぞれなので、そう感じない人も中にはいるかもしれません。
でも、もし私のこの経験が、誰かの役に立てたらうれしいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子