なぜ待てないか?
日曜日に訪れた上野動物園で、
パンダを観ようとする人たちの列がとっても長く、
最後尾まで行ってみたら60分待ちの札が!
上野動物園と言ったらパンダ。
でも60分も待てない。
諦めて別の動物を見ていたら、
待ち時間20分で見られるパンダもいて、
そちらパンダを観ることにしました。
20分なら、立って待っているのも苦痛ではなく、
音楽を聴いたり、電子書籍を読んだりしている間に、
すぐに順番が来てしまったという感覚でした。
皆さんは、
どうしても、観たい、食べたい、会いたい、など
その気持ちの熱量や環境、
その後の予定にもよって違うと想いますが、
どれくらいだったら待てますか?
どんなものだったら待てますか?
私の場合、パンダへの熱量は、20分だったようです。
普段でも、
信号の待ち時間、
急に時間が空いた時の待ち時間、
電子レンジの待ち時間、
など
をどう効率的に使うか?
どう待ち時間、空き時間を創らないか?
を自然と考えている自分がいます。
例えば信号待ちだったら、
行先の方向に信号機のない横断歩道があればそちらを使ったり、
電子レンジの待ち時間が3分だったら、
3分くらいでできることを別に用意しておいて、
スタートボタンを押したり。
こうやって、自分である程度コントロールできることは良いのですが、
自分ではコントロールできず、
とにかく待つしかないという状況の時も時にはあります。
そんな中、普段から、待つ耐性が無いせいか、
じっとしていることができないのです。
その原因は、不安感。
なにかやっていないと、この時間が無駄なのではないか?
と不安になってしまうのです。
効率とのバランスも考えながら、
「待つ」という心のゆとりも、
必要なのかもしれません。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子