不器用な自分を受容したら
私は、不器用で要領が悪いです。
そんな自分のことが大嫌いでした。
たまーにですが、
自分のあまりの要領の悪さに、今でも、
「あー!もう!どうしてここまで要領が悪いかな~」
とややいじれっぽくなり、
自分つっこみすることもあります(笑)
しかし、昔の私とは明らかに違うことがあります。
「不器用な自分」を受容しているかしていないかです。
「不器用な自分」を受容していない頃は、
それを隠すことに必死だったな~と今振り返るとわかります。
何でも完璧にこなし、できる自分を演じていたのです。
だから、そこまで無理してやらなくてもいいんじゃない?ってことや、
得意な人にお願いすればいいじゃん!ってことまで、
全部自分でこなそうとして、寝る時間を削ったり、
自分の健康を害してまで、
「演じること」に時間と労力を費やしていました。
「不器用な自分」を受容できるようになった今は、
最初から「できない!!」と言うことは極力しませんが、
できないから教えて!とか
できないから手伝って!とか
できないからやって!とか
言えるようになりました。
そもそも、「それは苦手」というものは最初から断ることも
できるようになりました。
そして、「演じること」に費やしていた時間と労力が激減した分、
心にも余裕ができ、
反対に自分も自分が得意なことを周囲の人のため役立たせようという気持ちになり、
実際にそれができるようになってきました。
幸せです。
別に、誰かの役に立たなきゃっ!て思わなきゃいけないってことではありません。
人は在りのままでただ存在しているだけでいいのです。
ただ、「人に与える幸せ」もあるんだなということに気付けたことは大きいです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子