不安は友達
メンターと出会ってからの8年余り、
私は小さいことから大きなことまで、
様々な挑戦を繰り返してきました。
できるだけ自分の気持ちに従った生き方をすると決めたからです。
多かれ少なかれ人は、
何か新しいことを始める時、
普段しない行動をとる時、
など、不安を感じるのではないでしょうか?
メンターを含む周囲からのフィードバックで知ったのですが、
私はその不安の感じ方が少し強いようです。
私は、あるプロジェクトを今遂行しております。
そのプロジェクトは約1年準備をし続けてきました。
そのプロジェクトがいよいよ準備段階から、
本番へと移行する時期に差し掛かってきました。
もちろん楽しみでわくわくする気持ちもあるのですが、
時々、背筋が震え、身震いし、
一瞬、気を失いそうになるくらいの、
不安を感じることがあります。
決して気持ちが良いとは言えません。
過去の私はそんな不安に対して、毛嫌いしていたのかもしれません。
不安を消そう、軽減しようと、
「自分なら出来る大丈夫。」と
無理矢理自分の心に言い聞かせて、
不安を追い払おうとしていたように思います。
しかし、
「不安の感じ方が少し強い」
という自分の特性を知り、
それを単に自分の特性として受容することができた時から、
(わりと最近です(^^;))
不安に対する考え方が変わり、
不安を感じた後の行動も変わりました。
不安に対してのここ最近の想いは、
「今まで無理に消そうとしてごめんね。
不安も私の一部なのにね。
私の中に確かにある不安を無視したら、
それは自己否定とも言えるよね。
挑戦と不安はセットなんだから、
むしろ、不安を感じてないことの方が、
私にとっては危険なことかもしれないね。」
こんなふうに想えるようになってきてからは、
毛嫌いしていた不安が、
友達のように愛おしくさえもなってきました。
ただ、そうは言っても、
不安を感じすぎていることには、
成果や結果を出すうえであまりメリットはありませんし、
やはり気持ちのいいものでもありません。
だから、湧き上がってきた不安は受容するとして、
それ以上は、不安を感じすぎないようにするようにはしています。
以前と同じように
「自分なら出来る大丈夫。」と
自分に言い聞かせるということもしていますが、
間に「受容」というプロセスが入ったことで、
無理矢理感はなくなりました。
あまりに不安が強い時は、
メンターや家族、周囲の人の力を借りる場合もあります。
今日は、人の背中を押すのが大得意な友人に不安を吐露し、
不安以外に意識を向ける観点をアドバイスしていただきました。
気持ちを聴いてくださった友人にはもちろん感謝いたしますし、
弱い自分を見せられるようになった自分にも感謝します。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子