レジリエンスと自己肯定感
今、
児玉光雄著 出版元:幻冬舎
大谷翔平・羽生結弦の育て方 子供の自己肯定感を高める41のヒント
を読み進めております。
著者は、30年にわたり、臨床スポーツ心理学者として、
プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを努めていらっしゃるとのこと。
この本の良いところは、そんな著者の、
知見、知識をふんだんに盛り込んでくださっている所も挙げられます。
自己肯定感がテーマとなっている本だけに、
私にとってはどれも興味深い内容であります。
そんな中から、レジリエンスについて書かれた文章で、
こういうことか!と納得感が得られたところがあったので、
ご紹介したいと思います。
以下、『』内、児玉光雄著 出版元:幻冬舎
大谷翔平・羽生結弦の育て方 子供の自己肯定感を高める41のヒント
より
『スウェーデンのストックホルム大学の心理学者ペトラ・リンドフォース博士は、
男性40名と女性50名を被験者として調査し、レジリエンス(復元力)の高い人たちの
共通点を見出しました。それは以下の通りです。
・自分のすべてを受け入れている
・他人との肯定的な関係を構築している
・自分自身の成長を目指している
・人生の目的を持っている
・自己コントロール(能力)が高い
・自分を取り巻く環境をうまくコントロールできる』
過去の私は、望まない出来事が起きると、
それをほとんどストレスとして吸収してしまい、
立ち直るのに時間がかかる、又は、立ち直れないことがしばしばありました。
しかし、今は望まない出来事が起きても、それを受け入れて、
改善したり、そこから何を学べるかを考えたりして、
回復する力が昔に比べてかなり高まりました。
その要因が、上記の文章で納得できたのです。
やはり、レジリエンスにも自己肯定感は必要で、
且つ、メンターから得た、セルフマネジメントの学びも重要であったのだなと
改めて、学びの必要性、重要性を感じ、
学んできてよかった、これからもまだまだ学んでいきたいと思うのでありました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子