プロセスの感情を理解することの大切さ
息子にちょっとした問題が発生しました。
望まない出来事です。
人生、生きていれば色々あります。
何もないことの方が少ないでしょう。
そう頭では解っていても、
話を聴いているうちに、
感情が高ぶってしまう場面も正直何回かありました。
その感情とは、いらだち、がっかり、寂しさ、
そう言ったところでしょうか。
状況把握をして、対策を色々と考えた結果、
「いずれにしても、パパに相談する必要があるね。」
という結論に至り、父親、息子、私の3人で話をすることになりました。
最初にその望まない出来事を父親に話したとき、
父親は私とは違う反応をしました。
「俺も似たような経験をしたことがあるからはわかるよ。
そういうときって、これこれ、こうで、こうなって、
こういう気持ちになっていくよね。」と・・・。
共感でした。
私には、今回の息子に起きたことと似た経験はしたことがなかったので、
「どうしてそうなるの?」という、
疑問が真っ先に思い浮かび、その経緯を聞きとり、
現状に対する解決策を見いだしました。
放っておくという選択肢もある中で、
話を聴いて、解決の手助けをできたことは良かったと想います。
ただ、より息子を支援したいと思うのであれば、
その時、どういう気持ちだった?と聞いてあげて、
共感してあげればよかったな~と、
父親の体験談を聴いて気付かされました。
「不安だったね、大変だったね、焦りが増すよね。」
今回は父親がこの言葉を息子に言ってあげていたので良しとして、
もし今後、自分には経験が無くて、共感しづらい事であったら、
そのプロセスを聴く時に、
できるだけその時の気持ちを汲み取る努力をしたいと想いました。
1つ大きな学びを頂きました。
ただ一つ、父親と私と共通な感情がありました。
寂しさです。
もっと早く、
頼って欲しかった。
SOSを出してほしかった。
こちら側の器の問題もあるかもしれません。
親を心配させたくないという配慮かもしれません。
でもやっぱり、そこに寂しさを感じるのであります。
人生辛いこと、多かれ少なかれあります。
その辛さ自分で昇華できてますか?我慢していませんか?
私のように頼って欲しいと思っている人がいるかもしれませんよ。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子