怒りの後味
弱い者いじめや
誰かが誰かに理不尽な行為をしている場面を観ると、
自分のこと以上に腹が立つ私。
そんな行為が耳に入ってきました。
正直、私に直接関係があることではなく、
傍観者でいるという選択も出来ましたが、
黙っていてはならぬ!と想い、
「それはちょっとひどくないですか!!」
と口をはさみました。
「怒り」を表現することを敢えて選択したのです。
基本、自身はご機嫌でいることが多いですし、
普段、敢えて人前でネガティブな感情を見せる必要はないので、
私から訴えられた相手(当事者でなくその上役の方)が、
「山本さんが感情的になるなんて珍しいですね」と、
即、対応をとってくださいました。
「怒る」という行為で、
情緒不安定だったころの過去の自分(特にうつがひどかった頃)と、
現在の自分とで明らかな違いがあります。
それは、
「今、怒ってんな~」と自覚しているかしていないかです。
情緒不安定だったころの私は、
怒りが爆発すると自分を見失うくらい怒ってしまい、
少し落ち着いてくると、我に返り、
怒り狂ってしまったその行為に自己嫌悪になって、
今度は落ち込むというサイクルに陥っていました。
今回は、感情に流されるままではなく、
自分で怒りを表現することを決めてから言葉を発せられましたし、
訴えているうちにちょっとヒートアップはしましたが、
自分を見失うほど怒りを爆発することはありませんでした。
従って、怒った行為に対しての自己嫌悪もありませんでした。
同じ「怒る」の行為でも、怒った後の後味が、
ここまで違うものかと体感した出来事でありました。
マインドセットコーチング、セルフマネジメントを学び、
実践してきた成果だと捉えております。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香