怒りの使い方
「怒りは二次感情」ということを学んでから、
怒りを感じた時、「一次感情は何かな?」という問いを、
自分の中に立てる癖がついてきていることに、
最近気付いた私がいます。
これが習慣化されることのメリットとしては、
自分がどんな時に怒りを感じるのか?傾向性がわかるのと、
怒りの中に隠された一次感情は何かと言うことがわかることにより、
相手に向けられていた意識を、自分に向けることができます。
自分に意識を向けることで、自分への対処法が見つけられます。
例えば、一次感情が「さみしい」であったら、
「寂しい気持ちを感じたくなかったんだね~。
怒ることで隠したかったんだね~」とまずはその気持ちを受け止め、
受容する。
次に、その寂しさを軽減する対処法を考え実行する。
例えば、一次感情が「恥ずかしい」であったら、
「恥ずかしさを感じたくなかったんだね~。
怒ることで隠したかったんだね~」とまずはその気持ちを受け止め、
受容する。
次に、その恥ずかしさを軽減する対処法を考え実行する。
という具合です。
最初のうちは、
頭では解っていても、感情に飲み込まれてしまって、
なかなかうまくこの問いを立てられませんでした。
でも、地道に繰り返しているうちに、
気が付いたら、冷静に感情を観ている自分の存在が居ることに気が付きました。
そんな自分の存在を感じられると、なぜか心地良さを感じます。
もちろん、今でも、怒りの感情が強い場合など、
この問いを瞬時に立てられないこともありますが、
後からでも、
落ち着いた時にできるだけ考えるようにしています。
この方法、過去に戻って自分に伝えてあげたいです。
怒ってばかりいた私に・・・。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子