断るという行為
以前よりは、できるようにはなりましたが、
私は「断る」という行為が苦手です。
なぜ、苦手なのか?
その理由は、
断ったら、
◆相手が自分のことをどう想うかが気になる。
◆自分が相手に対して罪悪感を感じるのが嫌。
大きくこの2つです。
例えば、職場で仕事の依頼を断る時、
無能な奴、役に立たない奴と想われるんじゃないか?
力になってあげられなくて申し訳ないな。
例えば、食事の誘いを断る時、
嫌われるんじゃないか?
せっかく誘ってもらったのに申し訳ないな。
こんな具合です。
ですので、コーチングを学ぶ前までの私は、
自分がきつい状態でも無理をして引き受けたり、
気乗りがしないことでも「せっかく誘ってくれたんだから」、
と想って、
「断らない」という選択の方を格段に多く選んでいたように想います。
しかし、時と場合によって「断る」ということは、
自分を守ったり、自己を尊重する行為であるということを学び、
少しづつですができるようになってはきています。
しかし、まだまだ、苦手だな~と感じているのは事実ですし、
実際に、意識していないと、ついつい、
断るべきことを引き受けてしまったりしている自分がいます。
先日も、メンターから、
「それはきっぱりと断ることだ」と指摘された事柄があり、
勇気をもって断ったため、それ以上の不利益を回避することができました。
そのことがあってから、
ここ数週間、「断る」「断らない」を意識するようになっていました。
そこで、気付いたことがあります。
自分なりに「断る」「断らない」の判断基準を明確にしておくことが大事だな~と。
そのための質問を考えてみました。
・相手は誰か?(自分が最も大切とする人か?良い感情を抱いている人か?利害関係がない相手か?)
・自分の感情はどうか?(気乗りするかしないか?その理由は?)
・それをする目的は何か?
・そもそも予定が空いているか?無理してでも予定を開けたほうがいいことか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子