嫌いだな、苦手だなを受け入れる。
「一年生になったら、友達百人できるかな。」
小学校生のころ、入学シーズンによく学校で流れたり、
歌ったりしたフレーズであることを覚えています。
それがいつしか、自分の中では、
友達を100人作らなければいけない。
友達はできるだけ沢山いたほうが良い。
という解釈になっていたように想います。
悪い人ではない、
むしろ大勢から慕われ頼りにされている存在であるような人であっても、
なぜか理由もわからず、
好きになれない、苦手だな。と感じる人っていませんか?
私にはおります。
しかし、私の中で、その感情を抑圧する傾向があります。
恐らく、「友達はできるだけ沢山いたほうが良い。」
というビリーフ(思い込み)が起因となっているのでしょう。
人を嫌うことに罪悪感を感じるのです。
罪悪感を感じたくないから、自分の嫌い、苦手という感情に、
素直になれないのだと想います。
それに気が付いて、嫌いだな、苦手だなを受け入れると、
嫌いな理由、苦手な理由が解ってくることがあります。
大抵が、
自分の中の嫌いな部分と共通するところを相手が持っている、
もしくは、
自分ができていないことを相手はできていることに対する嫉妬。
自身の場合、この2つが多いです。
これに気付くことができると、
自分の内側の問題であったのだということにも気付かされ、
苦手意識も薄れていくのでありました。
もちろん、嫌いな相手から、いじめにあっているなどは別な話です。
いじめという行為を受け入れてはいけません。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子