怒りの奥にある感情に気付く
久しぶりに、怒りの感情があふれ出してしまいました。
(かつての私は、些細なことにイライラしたり、
怒りを爆発させることが日常茶飯事でしたが(^^;))
自身のメンターや仲間の講座から、
怒りは二次感情で、その奥に別の感情(一時感情)がある
という知識を得ていたので、
その奥にある感情を探ってみることにしました。
怒りの感情を抱いた相手は80歳を超えた母でした。
私は何故母に怒りを感じたのだろう?
その奥にある別の感情は何だったのだろう?
それは母親が老いることへの「寂しさ」でした。
判断力がにぶり、昔の母だったらしないような行動をとる母。
そんな母に対し私は、
私の中にある母のイメージのまま、
物事への分別があって、
なんでも器用にこなす母親であってほしい。
そんな母親なんて見たくない。
心の奥でそう想っていたようです。
そんな想いが怒りとなって表れたのだと想います。
母親の老いを認めたくない、
母親が老いることが寂しい。
そんな自分に気が付いたのです。
「寂しかったんだね」
「認めたくなかったんだね」
そう自分に言ってあげたら、
切なくて涙が溢れてきました。
お母さん怒ってしまってごめんなさい。
MindLabo代表 山本智香子