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2024年7月1日

考え方で捉え方も変わる

「違いは価値」

この言葉は、

お互いの意見を尊重するという目的で、

メンターが開催する講習会の前に、

必ず確認していた言葉であり、

自分が講習を受講する立場の時はその都度、

何回も耳にしましたし、

自分が講師となってからは、

自分の口から発することが多くなった言葉でもありました。

いずれにしても、

メンターと出会ってから、何度も何度も、

聴いたり、口にしたりした言葉でした。

 

不思議なもので、何度も何度もその言葉に触れ、

相手の意見を尊重しよう!という意識が高まると、

日常生活においても、その考え方が定着し、

捉え方まで180度変わる(気がついたら結果的に変わっていた)

ということに最近気が付くできごとがありました。

 

メンターに出会う前(9年より前)の私は、

白黒はっきりさせないことが嫌いで、

1つの正解を求めたいタイプの人でした。

なので、その方(以下Cさん)には、

今から思うと本当に申し訳ないのですが、

「Aさんの意見も、Bさんの意見もどっちも正しい。」

というCさんのどっちつかずの在り方に対し、

好意的ではありませんでした。

 

しかし、Cさんとある会話をする中で、

Cさんの口から久しぶりに、

「Aさんの意見も、Bさんの意見もどっちも正しい。」

という言葉を聴きました。

その時の自分の感情にびっくりしました、

以前は好意的に想えなかった、

Cさんのその言葉、その在り方を、

反対に、とってもリスペクトしている自分に気付いたのです。

 

昔の私は、Cさんの在り方はどっちつかずでずるい。

と決めつけていました。

従って、その発言の意図もあまり深く考えていませんでした。

でも、Cさんの発言の意図を考えてみた時、

Cさんはどっちの意見も尊重するという意味で、

その言葉を発していたのだということに気が付きました。

 

「違いは価値」

この言葉を反復し意識したおかげで、

Cさんの「どっちの意見も尊重できるところ」を、

改めて尊敬できるようになりました。

大切なことに気付けるようになり、

Cさんの素晴らしい所にまた一つ気付くこともでき、

学びの大切さを再確認したことでもありました。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子