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2024年6月7日

24年の歳月を経て

昨晩、山梨に住む長男からLINEが入り、

「明日用事があって、松本に行くから、

それ終わったら、一緒にご飯でも食べない?」

と急なお誘いがありました。

息子からお誘いがあるなんて、

母としてこんなに幸せなことはありません。

 

しかし、今は、息子の存在や、息子と過ごす時間に、

心の底から幸せを感じられる私ではありますが、

うつで病んでいた頃は、

幸せを感じられるどころか、

理想の母親にはほど遠い自分を責める日々が続き、

育児が辛く、苦しく、もどかしく、

そのイライラを子供にぶつけてしまっては、

また自己嫌悪に陥る。

そんな日々を送っていました。

 

2015年に現在のメンターに出会い、

コーチングを受けたり、コーチングを学んだり、

コーチングだけではなく、思考法や、決断の仕方、量子力学、

心理学、スピリチュアルなど、様々な観点からの学びの提供も受け、

それを実践してきたことで、自分で自分を愛することができるようになり、

自分を愛することができるようになるのに比例して、

もっともっと、子供を愛さなければならない、

子供の力になってあげなくてはならない。

なんて考えなくても、

ネイティブにそうできるようになってきたことを、

ここ数年は特に自分の中では感じておりました。

 

しかし、それが今日、長男からのフィードバックで確実なものとなりました。

「母親に悩みを聴いてもらってありがたかった。アドバイスが腑に落ちた。

頼りになります。これからもアドバイス求めます。」と・・・。

 

私はただ、「息子の未来が良くなるにはどうしたら良いか?」と

いう問いを持ちながら、息子の話を聴き、話をしただけだったのですが、

それが息子の心には響いたようです。

 

私には、愛情が足りない。母親失格。

そう想っていた過去の自分から、今日、約24年の歳月をかけて、

ようやく完全に脱却できた感覚です。

 

その要因は、

「もっと子供たちを愛さなきゃ!」と自分にはっぱをかけることでは無く、

ただ、自分を愛して自分を満たせば、

あふれた分の愛情を、息子たちに分け与えることができるんだな~

ということが理解できました。

 

それにしても、両親が不仲で、

辛い子供時代を過ごさせてしまったこともあったのに、

それを恨むどころか、こんなに優しいフィードバックをくれる長男には、

感謝でしかありません。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子