相談に乗る時の留意点
1人が寂しいと想うなら、
自分から誰かに会いに行ったり、
連絡をとるのが、目に見えるわかりやすい方法です。
しかし、人にはいろいろな事情があり、
それが困難な場合もあります。
身体的なケガや病気や障がい、高齢による身体的能力の低下、心の病気、
住んでいる環境などで、行動範囲が限られる場合もあるからです。
あなたは「1人が寂しい!」と相談されたらどうしますか?
昔の私であれば、相手にもよりますが、
寂しくないようにしてあげたい!
と、身を削って、無理をしてでも時間を創って、
会いに行ったり連絡をとったりしてしまったように想います。
もちろんそれも一つの手です。
しかし、一次的なものならよいかもしれませんが、
将来的に相手を依存させることにもなり、
自分も自己満足の世界に入り込んでしまう可能性を大きく秘めていると想います。
従って、無理のない程度に連絡をとるにしても、
相手にも自分で解決できる策を提案することを、
並行して行っていく必要があると想います。
提案を聴いてもらえないのであれば、
距離をとって自分の身を守る、
ということも必要ではないかと想うのです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子