そのほかに理由はない?の効能
自分のダメな所を責めすぎて落ち込むことってありませんか?
そんな時、自分がダメな原因を1つに絞るのではなく、
「そのほかに理由はない?」と自問すると、
自分だけが悪いわけではないと思えたり、
不可抗力な所もあるかもしれないと思え、
100%自分が悪いと想っていたマインドを、
80%ぐらいまで下げることができ、
気持ちが軽くなることがあります。
私は、自分が自分のダメなところを認められないのは、
自己対峙力が弱いせいだと、自分を責めていました。
でも、「そのほかに理由はない?」と考えたら、
子供のころ周囲から、できることはほめられ、
できないことはけなされたり、注意されてきた経験が、
「できることは良い、できないことは悪い。」
という思い込みを創り、できない自分を隠したり、
観てみないふりをしたりする癖がついてしまったのかもしれないという考えや、
無理してできる自分を演じているうちに、
自分はできる人間だと錯覚を起こしていたのかもしれない。
という考えが生まれました。
以前読んだ本などから、
子供のころの経験が、建設的でない思い込みを創るということは、
よく言われているので私だけの考えではないと想います。
自分を責めすぎて辛くなってしまう人は、
不可抗力なところも視点に入れてみたらいいかもしれません。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子