視点を変えれば感情も変わる
母は父が亡くなったことに対して、かわいそうといいます。
父は、重病を抱えていたものの、突然死だったため、
まだ生きられると想っていただろうことに関してはかわいそうな気もします。
しかし、その一部分だけを切り取って、
父をかわいそうということに私は違和感があります。
父は、心臓病と腎臓病を抱えており、
徐々に徐々に進行していました。
体力の衰えや、できることが少なくなる現状を受け容れながら、
そんな中でも、自分ができることを精一杯やっていたし、
やってもくれました。
母はそんな父を気遣いながら、衣食住のことはほとんど全てやって、
献身的に父を支えていました。
そんな父を私は、尊敬もしているし、
母にも愛されて、幸せだったとも想います。
母は、父が亡くなって気落ちしているせいか、
私のこの言葉を受けとってはくれません。
私の伝え方にも問題はあるのだと想います。
色々な見方をすれば、感情も和らぐのではないか?
それに気付いてもらいたいだけなのですが・・・
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子