相手への感謝だけだと・・・
私の特性として、物事に集中し、
集中して成し遂げたことが、
上手くいったり、
成功したりすると、
感謝の念を忘れて、
自分だけの力で上手くいったような錯覚を起こしてしまいます。
いわゆる「裸の王様」状態になることを防ぐため、
上手くいったときほど、
周囲へ感謝の気持ちを忘れないようにしています。
しかし、それも私の場合、極端すぎで、
それによる弊害もあることに、
ある人からの助言がきっかけで気付かされました。
「上手くいったのは〇〇さんのおかげ。」
これだけだと、主体が無い、受動のみです。
「〇〇さんのおかげ」を強く想えば想うほど、
上手くいったことの要因が、
「〇〇さんの支援のおかげ」だけになってしまい、
自分のこれまでの努力や頑張りの存在を忘れてしまうのです。
そして、この努力や頑張りの存在を無視した弊害が、
何か上手くいかなかった時に現れるのです。
それは具体的にどういうことかというと、
顕在意識の中では、
「自分のせい。自己責任。」と想っている(想おうとしている?)のに、
潜在意識の中では、
「〇〇さんのせい」にしてしまっていて、
それが実際に言動になって表出するまで、
気付くことができないという、失態まで繰り広げてしまうのです。
その言動は、相手を傷つけることにもなります。
上手くいったときも、いかなかった時も、
まずは、自分のおかげ。まずは自分のせい。
その根本をしっかり自覚したうえで、
上手くいった背景には、
〇〇さんの協力があったよね、
△△さんからいい環境を与えてもらったよね。
などの感謝の念、
上手くいかなかった背景には、
自分のせいだけではない原因も少しはあったよね。
こんな考え方が出来たらいいなと想います。
何事もバランスが大事ですね!
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子