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他者受容で心の平穏を実感する

人間には、ずるい所もあって、弱い所もあって、

でもそれをあからさまに表現したり、

相手にぶつけたりするのは、

お互い建設的で無いから、

人間に与えられた能力である、

理性や学びを使ったり、

感謝の気持ちを持ったりすることで、

そのずるさや弱さを補うものだと、

私は考えます。

 

しかし、それは、理想論、正論であって、

100%機能するものではありません。

その人に置かれた環境や、状況、精神状態、体調など様々な要因で、

ズルさも、弱さも表出してしまう、

時には意図せず(無意識に)、表出してしまうこともあるのです。

今までは、ずるい自分も弱い自分も責めていました。

責めるのが嫌で、自分のずるさ、弱さを観てみないふりしていたことも、

あったのだと想います。

もしかしたら心の奥底で誰かも責めていたのかもしれません。

でも、「弱さもずるさも、人間だな。」って

大らかな気持ちで構えられる自分が今は居ることに、

今日、ある出来事がきっかけで気が付きました。

それは、自分のずるさ。弱さに気付き、

それを認めたからこそ、そうなったのだと想います。

 

大嫌いな自分、ずっと目を背けてきた負の自分と向き合ったからこそ、
(正確に言うと向き合わせざるを得ないできごとを起こしてしまった)

今までは、「絶対に許せない!!」と想っていたことでも、

その行為自体は許せなかったとしても、

その行為の背景にある、

その人の状況、そうならざるを得ない理由があるのではないか?

と考えることで、

短絡的に「許せない!」とはならない自分が、

今存在しています。

 

自己受容 = 他者受容

この方程式の意味が、以前よりも、

より腑に落ちている実感を今かみしめております。

そして、「受容」は、

心に安堵感や安心感を与えるるんだなということも、

これまで以上に、実感しております。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子