自分がしてもらって嬉しかったことも1つの指標
皆さんは、相手が喜ぶことをしてあげたいな。
と想ったとき、どうされていますか?
自己肯定感が低く、
自分を卑下したり、
自分のことをぞんざいに扱っていた頃の自分は、
相手のために!と想ってとっていた言動が、
実は自分の保身のため、
自分が良い人に思われたいがための行為が多かったと、
今振り返るとわかります。
それはそうです。
自己否定、自己卑下の状態は、自分に余裕を無くし、
自分に余裕がないと、
例え相手に喜びを与えたいと想っていたとしても、
その余力が残っていないということも多々ありますから・・・。
しかし、10年近く、自己肯定感を整えたり、
セルフマネジメントを学んできた現在は違います。
「相手が喜ぶことは何だろう?」という視点が、
ちょっとずつですが、持てるようになってきたのです。
視点を持つだけではなく、
実際に、行動にも起こせるようになってきました。
なぜ、行動に起こせるようになってきたか?
「最初は、相手に喜ばれることをしたい!
でも、わからない。」
という感覚が強かったと想います。
そんな中、とりあえず、
「自分がやってもらって嬉しかったことは他の人にもしよう。」
という意識を持つところから始めました。
自分がしてもらって嬉しかったことは行動にも移しやすかったこともあり、
徐々に行動の幅が広がっていったように想います。
もちろん、私がしてもらって嬉しかったことが、
ほかの人が全て嬉しい!と感じるとは限りません。
自分は嬉しいけど、相手にそれをやったら
「いまいち」だった、
といったことも時にはありました。
でも、その行動を起こしたことで、
相手の好みや特性がわかるので、
以降、その方とコミュニケーションを取る時に役立つというメリットもあります。
あなたが、両親、パートナー、友人、同僚、上司、先生、メンターなど、
周囲からしてもらって嬉しかったことは何ですか?
誰に、喜びを与えたいですか?
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子