自分がやられて嫌なこと
「自分がやられて嫌なことをほかの人にやってはいけない」
子供のころから、周囲の大人たちに言われてきた言葉ですし、
自分自身も、子供たちに伝えたことがある言葉です。
人として、これは守るべきことだと想います。
ただ、この言葉を頻繁に使うのには注意が必要なのでは?!
という気付きを、あることをきっかけに得ました。
それは、極端なことを言えば、
「自分が嫌だと想わなければ、相手にはどんなことをしてもいい。」
という考え方もできるということです。
実際にそういう言動をしている若者を目の当たりにしたのです。
自分がやられて嫌なことと、相手がやられて嫌なことは、
必ずしもイコールではありません。
また、自分が経験したことがない事柄であれば、
それをやられて嫌か、嫌じゃないかわかりません。
従って、「相手」を主語にして、
相手は嫌かもしれない、
という視点と、想像が必要なのではないかと想うのです。
「自分がやられて嫌なことをほかの人にやってはいけない」
プラスして
「相手が嫌そうなことも想像(思考)する」
幼少期には難しいことかもしれませんが、
頭脳が発達していけば想像するということも出来ると想いますし、
想像する力を養っていくことの方が、
社会生活を皆がより円滑に送ることに役立つのではないかと想います。
そういう私も、相手の立場にたってものを考えるということは、
まだまだ、道半ばです。
わかるとできるは違いますね(^_^;)
鍛錬、鍛錬。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
MindLabo代表 山本智香子